子どもの頃、食べられなかったもので、大人になったら好きになったものって、ありますよね。
僕は、今でこそ、残念ながら痒くなってしまうトロロ(山芋)と、虫と、得体の知れないもの以外は、何でも食べられるのですが、
子どもの頃は、それなりに、苦手なものがありました。
筆頭が、セロリね。
あの香りがダメで、煮ても炒めても苦手ででした。なんとまあ、25歳くらいまで、食べられませんでした。
それが、今では、野菜の中でも三本指に入れてもいい位の、大好物。
生のまま、いくらでも食べられる、というか、むしろスティックサラダでは真っ先に全部食べちゃうくらい、好きです。
ほかにもいくつかあったように思いますが、、
一番思い出深い、・・・つまり、おそらく一番親を嘆かせ、困らせたであろう、
嫌いだったものが、
玉ねぎ。
しかも言い訳が、我ながら、酷い。
サラダに入っている生のものならともかく、
どんなに柔らかく煮たり、細かくしてあっても、形がわかったり、あのシャリっとした食感がすると、「かたいー」と言って、食べなかったのです。
まったく、面倒な子どもですよね。思い出しても、恥ずかしいし、申し訳ないです。
(一般の例にもれず、ミートソースとか、ハンバーグのは大丈夫)。
こちらも今では、絶対に欠かしたくない食材の一つであります。
生のままスライスした玉ねぎさらだも、ボール一杯のを、ユズぽんで、まるまる一人で食べちゃいます。
ちなみに、玉ねぎを食べられるようになったきっかけは、「天ぷら」でした。
実家に、ホットプレートみたいのが中にすっぽり入るテーブルがありまして、そこで天ぷらを時々やっていたのですが、
ある日、「騙されたと思って食べてごらん」と、騙されて、その揚げたてを食べたら、なんとまあ、その美味しい事(笑)。
天にも昇る美味しさでした(笑)。←それまでは、「騙されないぜ」とかなんとか言っていたのではないかと思われます。
今でもね、僕がいつもうでんの時に、掻き揚げを乗せて食べているのは、あの玉ねぎの甘味と食感を楽しみたいからなのです。
というわけで、逆に嫌いだったものこそ、好きになった、という変なお話なのですが、
えー、考えてみたら、
ピアノもそうでした(笑)。
見たくもない、触るなってもってのほか、
泣くほどいやで、実際「嫌だ、いやだ」と、ワンワン泣いて、これまた親をほとほと困らせたのを憶えておりますが、
今では、一日ピアノを弾かないと、非常に気持ちが悪い。
逆に、触りたくて、弾きたくて、泣きたい気分になる(さすがにワンワン泣かないですよ、このト〇ですからね(笑))、というほど、好きになりました。
いったい、なんなんでしょうねえ。
なんだったんでしょうねえ。
・・・春菊も、そういえば昔は、鍋のときはよけてたように思います。
が、こうやって「あ、春菊天か、旬だねえ」なんて言って、頼んじゃうくらいですからね。
ほんと、いったい、なんなんでしょうねえ(笑)。
でも、そういうのって、ありませんか。
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ではー。