ポストが二つというのは、まあ、ちゃんと何か理由があるのだとは思いますので
「あ、めずらしいなあ。兄弟みたいね。」
と思ったまでなのですが、
「うーむ」
と思ったのがですね、
足元・・・なんです。
えー、気のせいだと思うのですが・・・
これ、
けっこう簡単に、外して、「よいしょ」って、持っていけちゃいそうじゃありませんか?
いや、勿論、ポストなんて持って行っても、だとは思うのですが、
ほら、つい酔っぱらって、パイロン(工事現場なんかにある三角形のアレ)なんかが、起きたら部屋にあった、なんて話はよく聞きますものねえ。
(僕はやってませんよーやってませんよー)
ポストって何キロくらいあるのかな。
鉄製だとしても中身は空洞構造で、中身は紙の郵便物なのだから、・・・80キロくらいかな。
いや、100キロはあるのかな。
・・・それでも、本物のハモンドオルガンより軽いしね(笑)。
僕の海月でも、120キロありますからね。
改造前の、この箱型のオリジナルC3は、200キロですからね(足鍵盤は除いて、ね。足鍵盤を足すと、+30キロくらいですかね)。
ほんと、このC3に比べたら、ポストくらいは、軽く感じますね。
(でも、運んだら、犯罪です)
でも、いい音がするんですよね・・・やっぱり本物は。
さて、ここで、大変なお知らせをしちゃいましょう。
昨日、夜に一本のお電話がありまして。
「川村さん、〇〇です。」
「あ、どうもです!」
「実は12月7日に、東京に行く用事ができまして」
「お、それでは、もしかして、8日は見に来て頂ける感じですか?」
「はい、できれば。・・・でですね。実はその7日の用事というのが、とあるセッションに参加する話でして、僕、持っていくんですよ、・・・C3」
「・・・え!」
「ですので、川村さんが今度、緑ちゃん倶楽部のイベントでオルガンの講義をされる。『レスリーは本物を持っていくけど、・・・どうしても海月は持ち出せそうになくて』、って先日仰っていたのを思い出しまして」
「はい」
「それでしたら、よろしければ、僕のC3を、お使い頂けないかと思いまして」
!
はい、電話の主は、・・・ボイジャーさん。
おわかりでしょうか。
そう、僕の海月の生みの親、製作者のボイジャーさん、なのです。
そして、この日に名古屋から持ってきて下さるC3こそが、実は、僕の海月の兄貴分にあたるもので、
このC3の改造のノウハウが、沢山、僕の海月の制作に受け継がれているのです。
(手前がボイジャーさんのC3。そして奥が、海月になる前(改造前)の僕のC3です。)
そう、なんとなんと、
12月8日(日)の「緑ちゃん倶楽部 第三回 課外授業」では、
「川村ケンの人生を変えた魅惑の楽器1 オルガン その魔力と魅力。再び、安全地帯・六土開正氏を迎えて。トーク&ミニセッションライブ」
では、
海月の兄であります、正真正銘の本物のC3のサウンドを、ご参加の皆さまにお聴きいただけることになったのです!
そして、なんと、ボイジャーさんご本人に、特別ゲスト講師として、僕のオルガン講義のコーナーにご出演頂けるということになりました。
ハモンドオルガンのことなら、日本で一番詳しいといっても過言ではないボイジャーさん。
ボイジャーさんを僕にご紹介下さったのは、勿論のこと、師匠・厚見玲衣さんです。「名古屋に凄いひとがいるから、紹介するから連絡してみたら」と。そこから、海月の制作に繋がったのです。
凄いですよね。凄いですよね。
書いていて、また興奮してきました(笑)。
レスリーは、僕が大学生の頃から使っている、これまた本物の、147RVを持ち込みます。
正直、なかなかコンサート会場などでも、この本物のC3×本物のレスリーのサウンドは、聴けることは滅多にないと思います。
僕自身にとっても、なかなか無いチャンスです。
どうか、この奇蹟的なチャンスを、お聴き逃しなくです。
・・・しかも、それがまだまだ、第一部のお話ですからね、今回の課外授業は。
僕自身、とっても楽しみです。
是非、是非、ご参加頂ければと思います。
緑ちゃん倶楽部の会員様は勿論、
緑ちゃん倶楽部の会員様でなくとも、今回は、「ゲスト受講」というかたちで、会員様同様ご参加頂けます。
本日までで、北海道から九州まで、日本全国から、約80名近くのご参加希望を頂いております。
初めての方はもちろん、お一人様でのご参加も大歓迎です。
ご参加お一人おひとりの皆さま全員に、「参加してよかった!楽しかった!」と思って頂けるような課外授業にしてまいりたいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
まだ会員でない方は、タイトル欄に「ゲスト受講希望」とお書き頂き(僕もきっと沢山喋りますので(笑)、体験レッスンだと思って頂いてもいいですねー)、
本文に「お名前」「ご住所」「メールアドレス」をお書入れの上、下記緑ちゃん倶楽部まで、メールにてお申込み下さい。
その他、「ご入会フォーム希望」や、各種お問い合わせも、いつでもご連絡を頂ければと思います。
info@midorichanclub.com
本当に、思いがけず実現することになりました、
本物のC3×本物のレスリーの、「本物の正真正銘のオルガンサウンド」を、この機会に、是非ともご体験下さいませー。
素晴らしい体験になること、間違いなしです。
ええ、しびれますよ、きっと。
・・・まず、僕が(笑)。
ではー。