トップの写真は、「不動産物件に見入る少年」。
なぜ故か、その答え・・・というわけではないのですが、ちょっと驚きの話がございます。
それは、また今日の最後にでも。
ホテルを出ますと、すぐの光景はこんな感じ。住宅街、ということなのでしょうかね。
それにしても、この駐車。クルマの隙間には、バイクがきっちりと。出られないクルマとか、きっとあると思うんですが、
お祭りでも、特別な繁華街でもないので、いつも通りの、普通の光景なんでしょうね。
普通のね。
自転車も、二人乗り大前提になってたりして。
これはそこら中にありました。
公共のものだと思うのですが。日本だとちょっと殺風景な灰色なんかですが、こちらでは、ちょっとした絵が描かれておりました。
通りの向い側にもあるのが、見て頂けますでしょうか。
絵があるのって、和みますよね。「なんかいいなあ」と思って、一枚。
ガソリンスタンド。
クルマ乗りには気になるのですよ。
そして、気になるガソリン価格。数字を3.3倍して頂ければ、大体「円」に換算できます。
日本よりずいぶん安いです。
「奇威名品」
奇異ではないけど、どんなものを売っているのか、と思ってお店を見ますと、
えっ。
珍しいもの、という意味?これが?
どゆこと?
と思って調べてみましたら、「KeyWear」。
キー・ウェアというお店の名前だったのでした。なあんだー。
でも、面白いですね。
こっちの方が、若干奇異といいますか、珍しいですよね。
このペットボトル重石作戦は、これからあちこちで見かけました。
ネコよけじゃないよね(笑)。
ざっと体感で、日本の10倍くらいか、というくらい、バイクが多い国ですが、
こんな小さなうちから、当たり前のように足として使ってるんですものねえ。
しかし、免許は18歳から、だそうです。「一応、法律では」とのことでした(笑)。
二人乗りは前提のようです。この合間を、物凄い数のバイクも走るのです。
まあ、巨大な一方通行ですから、そんなに危なくはないのかな。
いや、でも僕は走れる自信なかったなー。車間距離、10~20センチが、当たり前ですからねえ。
いたるところにバイクがいるのがお分かり頂けるでしょうか。
今、写真を見て気づきましたが、この手前の三人乗りは、さっきの親子ですね(笑)。
それでも、平和に花が咲いているのが、良いです。
絵だけど、無いより、全然いいですよね。
あ、発見。
靴屋さんね(笑)。一応、気になるようになってしまった(笑)。
ってか、香港でもこういう靴屋さんがあったら良かったのに。
いや、まあ、ブログネタ的にはあれでよかったのかな(笑)。
さて、この先は、もう少しディープな台湾を見て頂きます。
が、それはまた後日(明日かもしれないですが、明日ではないかもしれません。あしからずです(笑))。
ところで、最初の写真のお話です。
さきの少年の夢が家を手に入れることだとしまして。
では、台湾では家はいくらするのか。
こちらをご覧ください。
手前の売れた物件。32.44坪のマンション、でしょうか。広さは、約100平米ほどですよね。
しかし、築42年。結構古いです。
が、こちら、2880万台湾ドル。
よく見ますと、100万値引きされて、2780万になってますが、これ・・・3.3倍してみてください。
なんと・・・9174万円。
そのお隣、ちょっとこの小ささではよく見えませんが、広さ、21.29坪ですから、72平米くらいでしょうか。
築は浅く、6.7年とありますが、価格は、4388万台湾ドル。
日本円で、なんと、1億4480万円。
台湾の不動産は、高いのです。
じゃあ月収はと訊きましたら(コンサート後の打ち上げの席で、あちらのコーディネーターさんに訊きました)、
「10万~13万円くらい。7~8万円の人も沢山います」
とのことでした(参考「台湾の平均月収はいくらですか?」)。
年収100万円以下の人が多い国で、
築40年超、100平米の家が、9000万円あっても、まだ買えない。
では、いったい誰が、どうやったら家を・・・。
(勿論、ここは台北ですから、台湾の中でも、かなりの都会なのだとは思いますが)
コーディネーターさんに訊きましたら、こんな話が返ってきました。
「私の知り合いが商売で当てて、先日、日本に6軒、一度に現金で、家を買いました。『日本は、不動産が安いから、買っておいた』と言ってました」
ほ・・・ほう、そうですか。そうなんですか。
他国で知る、我が国の別な一面、でしょうか。
ちょっとびっくりで、考えさせられる話ですよね。
さて、少年が、自国で家を買うには・・・。
元気で、がんがるしかないのだ。
まずは、一杯食べようではないか。
そう、台湾も、ご飯がとっても美味しい国なのだからー。
だからー。
ではー。