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S足学園音大、教員食堂に久しぶりに行きました。
ポークソテーランチ、サラダ、スープ付き、ライス大盛り無料で、
50円。
ウソです。いくらなんでも。
はい、こちら、500円なのです。
有名フランス料理店の料理長から、学長に気に入られ、こちらの大学にいらしたというシェフ。
「バベットの晩餐会」
という映画がございました。
1987年のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を獲ったデンマークの作品です。
大枠の(すぎますが)ストーリーだけ引き抜けば、こちらの映画を彷彿とさせるところもあります。
もっとも、映画では、
同じご馳走ではございますが、ウミガメのスープや、ウズラの丸焼きの乗ったパイなど、
・・・なんとも、豪華(?)ではあるのですが、どうも食べる気がしない料理がてんこもりに出てきます。
一方、ワインやウイスキーは飲みたくなりますねえ。
さて、この映画。
デンマークという、なかなかに異国な地からの映画のせいか、
予告編が、
・・・うそでしょ、というレベルでまとめられています。
ハリウッド映画や、有名俳優の出る話題作では、本編よりも予告編が面白い、あるいは、面白そうに作られているケースがままあります。
なのに、この「バベットの晩餐会」に関しては、
予告編も・・・雑。
というか、本編を見た人が見たら、
「おいおいおいおいおいー」
という、レベル。
ましてや、この映画の本質とは全く違う、というのが凄い。
まあ、実際、時折あるのですが、
「これは、この映画を、長い年月、あるいは、心底からのエネルギーや投資をして作った人が見たら・・」
という、辛いレベル。
そんな予告編はこちら。
・・・この予告編では、この映画はまったくわかりませんです。
これは、僕がこれまで見たアカデミー受賞作の中では、一番ひどい予告編でした。
いやあ、味覚のようではありますが、
まさに、色々ですねえ。
ではー。