ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




S足学園音大で一年生の最初のライブには「Debut!!(デビュー)」という名前が付けられています。

そして、6月の開催を前に、今日、オーディションが行われました。

 

そうなんです。

この「Debut!!」、全員が本番のステージに出れるわけではないのです。

入学して、まだわずか二か月弱ではありますが、

皆、この記念すべきS足学園音大での初ライブのために、

バンドを組み、また曲を書いたり、スタジオに入ったり、レッスンで先生の意見を聞きながらブラッシュアップ(磨き上げ)をして、

緊張の日を迎えたわけです。

 

オーティションへの応募は、過去最多の19バンド。

先生方がずらりと並んだスタジオで、学生たちは頑張りました。

学生たちは2曲ずつですが、

・・・全38曲、先生たちも、頑張りました(笑)。

 

 

僕は、今年、1年生のAA(アカデミックアドバイザー)という、・・・分かりやすく言いますと、”学年主任”のような役割を仰せつかっております。

だからというわけではないのですが、本当に入学当初から、なんだかわが子のような気持ちで、学生たちをみていますが、今日は特に感慨深かったです。

 

なんといっても、今日は、初めて歌声をきいたり、楽器を演奏している姿をみれたのです。

 

楽器の練習は、地道なものです。

曲作りも、地道なものです。

これらは、決して派手ではないものです。

 

学生たちが、それまでの彼ら、彼女らの18年の人生の中のどこかで、

「うわ!音楽ってすげえ!かっこいい!」

って思った瞬間が皆にあったはずで、

 

楽器をやろう!

歌を歌おう!

音楽を創ろう!

 

と思ったのですよね。

そして、こうして、全国から「大学で勉強しよう!」と、集まった音楽大好きの”子どもたち”が、

意気投合したり、お願いしたりして、自分の音楽の実現の為に、それぞれバンドを組み、今日、その実力を初披露してくれた日だったわけです。

(勿論入試はあったわけですが、これは課題をクリアする、というのが条件ですし、すべて個人ですから、またちょっと違いますよね)

 

しかして、今日出演してくれた19バンド中、オーディションの通過は、厳選なる投票の上で、わずか6バンドが選出されまして、

プラス、特別推薦枠として(・・・僕が強く推したのですが)もう1バンド、計7バンドが、「Debut!!」の舞台に立てることなったのです。

 

受かった学生にはおめでとうは勿論ですが、さらに上を目指す責任があること、

そして、逆に多数となった落ちた学生たちにこそ、これから頑張って欲しいのです。

このくやしさをバネにして(泣いてしまった学生もおりました。でも泣くほど本気だったということです)、

頑張って、頑張って、頑張って、

ここからの時分の成長を楽しみにして欲しいと思います。

 

古臭いかもしれませんが、「がむしゃらに頑張る」って、素敵な事だと思います。

だって、頑張っている人って、キラキラしてますものね。

まぶしいくらいに。

 

ただでさえ、18歳なんて、まぶしいのですが、

さらに、目の色変えて、みんながもっともっと頑張ったら、

 

学校の中で、「うおっ」って、まぶしくて目があけていられなくなりますね。

サングラス買わないと

 

 

みんな、頑張ってね。

全力で、応援していきますからー

 

大好きな音楽のことで頑張れるって、幸せですよね

 

はい、僕も頑張りますよ(あれっ)。

 

ではー。



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