言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「今が旬です!」

2012-05-10 08:22:28 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は一応晴れています。
でも午後からは荒れる天候になるという予報です。
いわゆる“大気が不安定な状態”ということです。
上空に寒気が入り込み云々、という気象情報の決まり文句がこの数日ニュースキャスターの口からしょっちゅう発せられています。
もちろん数日前の茨城、栃木で起こった竜巻と突風による被害が大きかったからです。
もし自分の家でもあんなことが起こったらいったい自分はどんな対処をするだろうと想像するだけでも呆然となってしまいます。
地震保険では竜巻も適用されることになっているそうです。
こちらは地震は大丈夫そうですが、竜巻はいつ起こっても不思議ではない関東地方ですから、そちらの方が心配です。



さて、フジテレビ(CX系)の番組で金曜日午後7時から始まるバラエティで「ペケ×ポン」というのがあります。

このメインコーナーは、川柳の下の句を当てるというものですが、それもとても面白いので、毎週書かさずに見るようにしています。

そして、月1企画で、「旬はどれだ」というコーナーがあります。
レギュラーメンバーとゲスト数人が15品ほどあげらている食材の中から、今が旬の食材を当てていくという、言ってみれば単純なものですが、それがなかなか当たらないんですね。

自分でもやってみますが、けっこう外します。
これこそ旬だと思っても、違うときもあります。

そうして、これを見ていていつも思うことがあります。

野菜、果物、魚介類など、自然から生まれる食座すべてに、その出盛りとなる旬の季節があるはずなんですが、今はどのスーパーに行っても、特に野菜なんかは年中販売されています。
従って、どれが今の旬なのか分からないということなんですね。

私などはけっこう歳もとってきていまして、野菜でも魚でも、果物でも、それがない時期のことは何とか記憶を辿れば分かりますが、30代よりも若い世代になると、年中同じ食材が並んでいるので、どれが今旬なのか理解していない人も多いと思います。

例をあげると、イチゴなんかそうですね。
今は年末になるとスーパーにも出回り始めますが、私の小さい頃(in和歌山)では、確か5、6月にならないと果物屋さんの店先に並ばなかったように思います。
野菜ではなす(関西ではなすび)やキュウリ、トマトなどは夏でないと食べられませんでしたし、夏には白菜やダイコンなどはありませんでした。

まあ白菜などは今でも冬にしか出回りませんが。

魚介類に関しては本当に分かりません。
強いて言えば、今はアサリなどが旬ということは分かるぐらいです。

いかがでしょうか。
今や年間商品になった商品でも、必ずその旬という時期があります。
ですからスーパーなどの季節ものを扱うコーナーでは、その時期に出盛る商品に必ず『今が旬です』というようなPOPをつけて、啓蒙していってくれないでしょうか。
そうしないと日本人になじみの深い旬の文化というものがなくなっていくようで心配なんです。

文化をなくすとその国はアイデンティティを失ってしまいます。
どんな文化でも、それを守っていくことが国の独自性を保っていくことなんです。

経済がどんなに落ち込んでも、文化がきちんと残っていれば、その国は必ず立ち直ります。
逆にどんなに経済が活発になっても、そのせいで文化を切り崩していくと、いずれその国は滅びてしまいます。
そう思いませんか?

また旬を自分で知るためには、特に果物や野菜は自分で栽培してみることですね。
それが一番いいのかもしれません。

わが家のアスパラは今二本茎を伸ばしていますので、新しいものが出てきません。
次の穂が出てきたらまた摘んで食べようと思っていますが。


さあ今日もがんばろう!

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