運転免許証は車の運転時に、保険証は医療受診時に必要なものだが、今や身分証明書として目的外使用することが多い生活必需品なり。
運転免許を取得後40年以上にもなるが、巡査様から免許証の提示を求められたのは数回、お役所へ出向くときは、ハンコさえ持参すれば用が足りると言われたものが、今は運転免許証か保険証の携帯も不可欠。
金融機関の利用時には格別厳しい、高額の預金引き出し時に求められるのは納得だが、預け入れ時にも求められるのは少々すっきりしないものの、振り込め詐欺の被害防止のためには、やむを得ないことかと、しぶしぶ納得。
最近、航空運賃や公共施設の入園料など広い分野で高齢者(65歳以上)割引料金が設定されている例もあり、免許証を常時携帯していない爺、「顔を見て判断してください」と係員に笑顔を提示、簡単に認めていただいたが、素直に喜んでいいのかは微妙、年は隠せないもの。