昭和34年に我が家にテレビが居座ってから半世紀、永いこと見続けてきたもの、年を重ねるごとに見る時間も少なくなり、時々見てる悪代官と悪徳商人を懲らしめる水戸黄門、現代の政官業癒着の単純な作り話ながら気分痛快、ストレス解消にも。
テレビで水戸黄門が始まったのは昭和44年、松下電器会長から「世のため、人のためになる番組を提供せよ」との業務命令がきっかけだそうで、初代水戸黄門役の東野栄冶郎、続いて,西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、現在の里見浩太郎と今なお安定した視聴率を維持しているという。
個々に好みは違うと思うが、悪役として活躍した東野栄冶郎、西村晃が世の悪をただす最も黄門様らしく感ずるのも不思議、また暇人の観察によれば、悪党屋敷で格闘が始まるのが8時40分過ぎ、「印籠出し」は8時45分過ぎ、越後のちりめん問屋の隠居が越後に来た時は,丹後のちりめん問屋に、最後に次の目的地へ出発する日は、何時も晴天だとか。