爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

ラブロマンス

2009年08月07日 | ブログ

アメリカのユウチューブス社のサービス動画の中に、戦前戦後に一世を風靡した俳優たちの姿、歌手たちの歌声が、後期高齢者の仲間たちに青春を思い起こさせる。

日本中をお騒がせしたラブロマンスと言えば、昭和13年の「愛染かつら」医師と看護婦が、昭和28年の「君の名は」防空壕で出会った二人が、会えそうで会えない すれ違いを繰り返しながら、結ばれるという話、気短な者にとっては、もどかしいメロドラマ。

「愛染かつら」、映画が田舎で上映されるのは翌年以降だから、爺が67歳頃であろう、映画館前には入館を待つ若い男女の列、一日数回の上映だったので、次の上映時間まで根気よく順番待ちする様子を、映画館近くの母の実家で何回か見ている。

昭和28年に映画化された「君の名は」その後テレビでもドラマ化されると、放送時間帯には 銭湯の女湯が空になったという話、真実は映画会社宣伝部の作り話だったとも。

近年では、交通手段も豊富、携帯電話の利用、すれ違い等は考えられない話だが、連絡手段が無かった元若者達のラブロマンス。


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