先日、父の27回忌と母の3回忌を一緒に済ませ、一区切りついたところだが、身内以外の故人で忘れ得ぬ方も何人か。
07年5月4日と翌年2月8日付のブログで紹介した旧K町のY子さんも、 そのお一人、07年12月23日、83歳で旅立たれて今年は3回忌、今も時折、家内と話題にしながら二人が尊敬し続けている御仁。
生前の話題の中で、「誕生日は昭和天皇と同じ4月29日、大勢の皆さんがお祝いしてくれるのよ」と笑いながら冗談を言っていたY子さん、いみじくも今上天皇の誕生日に亡くなられるという偶然、何か因縁深いものを感ずる。
訪れるたび、家に入る前に庭先で自身が咲かせた花の紹介から始まり花好きな家内との花談義が続く、後に娘のN子さんからY子さんの日記帳に記されたこの様子を読んだ短歌のコピーをいただいたが、会葬ご挨拶状の中でご家族から紹介されている数種の短歌もY子さんが生前に語られていたもの、改めてお人柄が偲ばれる。