爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

頼もしいお年寄り(6)

2009年11月20日 | ブログ

07年10月7日付で紹介した旧K村に住む今年84歳になるというSさんと久しぶりのお茶飲み話、81歳になった時、祖父も父も81歳で死んでいるので2度あることは3度、おれも死ぬ年齢になったと気にしながら冗談を言っていたSさんだが。

81歳で前立腺の手術、医師から余命3年と宣告された本人、3年たった今もまだ死なないが、いつごろになるのかと診断した医師に質問をしたそうで、医師からの返事は一言、「言った覚えはないが」。

Sさん、幼いころにガキ大将で同級生のM君からウサギの卵だとウサギの糞を渡され、土の中に埋めるとウサギになると騙された話題で大笑い、そのM君も、すでに石の帽子をかぶりお休み中とのこと。

術後は好きな酒も0.5合の酒に0.5合のお湯を入れての晩酌、自身の葬式の段取りは息子に書き残したそうで、これから法事の段取りにとりかかる予定だという、かつての頼もしさは、やや下火になった感じだが、まだ口は健在。


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