曽野綾子の著書「老いの才覚」の中に、冒険は老人の特権で、三浦雄一郎さんのように山登りやスキーを楽しむ老人も多い、80過ぎてからジョギングを始めてトライアスロン大会に参加した人もいたとか。
安全だけがいいというわけではない、怖いことや危険なことを一切しない用心深い人は面白い体験ができない、危険は至る所に潜在してるもの、安全第一の生活を望むなら家に閉じこもっているしかないとか。
アフリカや南米の視察の旅をした時の話で、悪路では大きな接触事故が頻発して死ぬ思いも体験、マラリアにかかる可能性、テロリストに捕まる心配など危険を覚悟しながらの旅をしたとか。
子供たちも独立してしまって、現役時代から解放されたら、そろそろ死んでもいい年なんだから大いに冒険をと、冒険は青年や壮年のものではなく老年の特権だというが、小心者の爺には無理かも。