今年の3月に米寿を迎えた爺、終着駅に向かって出発したと言ってもいい年齢である。現役時代の職場仲間の中には早めに特急で行かれた方もいるが、爺は妻と各駅停車で楽しみながら行く。
この頃の爺は、相変わらずブログを書いたり、物書き仲間の集いで発表するエッセイらしきものを書いて楽しんでいる。時々ナンプレに挑戦しながら脳トレを、妻は爺の傍で編み物三昧の日々。
加齢とコロナ禍で外出は、めっきり少なくなって、今は通院と食料品などの買い物と物書き仲間の集いだけである。幸い、縁あって70代のS夫妻が時々老夫婦を何かと元気づけに来てくれる。
8月に米寿を迎えた老妻と朝茶を飲みながら「今日もかったるいところもなく起きられたね」と朝の挨拶から一日が始まる。今日一日を大切に、無事に終われば望むものは何も無い。