爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

笑い

2022年03月20日 | 日記
作家の五木寛之さん、講演中に聴衆の笑いを取るために話を脱線させるという。仕事柄、笑いに慣れていないのか、お坊さんと学校の先生とお医者さんのグルーブは笑ってくれないが、一度笑わせたいと。

ある学者が人の顔には笑顔を作るための表情筋が36本あって、放っておくと口元がへの字になり機嫌の悪い顔になると言う。唇の端を意識して上げることで、ニッコリ顔になるよと。

年をとるにつれて自然に表情が乏しくなるが、世間には若い時から表情筋が健全に機能していないのか笑いの表情が少ない人がいる。面白くないのかと尋ねると、そうでもない。

この頃の世の中、終息の見通しのないコロナ禍、ロシアによるウクライナへの侵攻、中国による海洋進出、北朝鮮によるミサイル発射、心の底から笑っていられないご時世である。

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