千葉県：八千代市某所にて、東京ＭＸ必需による屋根上アンテナ新設工事

２月２７日分

今日は、八千代市某所へお伺い致しました。

大変珍しい事なのですが、同業者からのピンチヒッターの要請です。

何でもお客様は東京MXが必ず映るようにとの事で、こちらの業者様が手を打ったようですが

そこで何とかならないかと？相談があったわけです。

立地的には多分いけると判断し、MX狙いで屋根上に建てさせて頂く事になりました。

本来はもっと早くに建てたかったのですが、2月には珍しく雨が続き・・・今日となってしまいました。

お客様にご挨拶のあと、はじめていきます。

まずは屋根上で「MX」が取れるかどうかの判断をしなければなりません。

サンノテで雨樋を避けて、屋根上へと向かいます。


今日は青空で気持ちがいいですね。

因みにですが、東京MXの物理チャンネルは「16」Chとなります。【東京キー局はCh21～27、千葉は30です。】

UHFの帯域は、Ch13～52までですので、これを踏まえた考え方が必要になります。

通常のUHFアンテナは、この帯域全てをカバーしていますが利得を稼げる帯域が後半に傾いている特徴があります。

これでは前半にあるMXを上手く捕らえる事はできません。

そこでウチではMX受信に適したアンテナを使用しています。

こちらで測定を行った結果、MXを受信する事はできると判断しました。つまり施工OKという事です。

但し、東京キー局とのレベル差が大きいので、これを縮める「フィルター」を使用します。

直下の数値はこちらです。





レベル差が20dBμVあるので、これを縮めたあとブースターで増幅させます。

支線アンカーを4本新設します。


こんな感じで

増幅器に入る手前にフィルターを取り付けます。



アンテナはこんな感じで建ちました。







端末で確認します。





いい感じです。

この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました＾＾

これで今日からMXが楽しめますね。

今後ともよろしくお願い致します。