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これはアマルフィのマンホールの蓋です。
日本のマンホールは
カラフルで土地の景観が描かれていてアートのようですが、アマルフィのマンホールは、岩山に囲まれた街の石畳の中にありました。
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階段を上がって「アマルフィ ドゥオーモ(Duomo di Amalfi)」へ
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いま、私はあの大聖堂の階段を一番上まで上がって振り返ったところです。
何度も出てくるドゥオーモ前広場の方向を見ています。
(下に少し見えているのがドゥオーモ広場)
このドゥオーモ前広場を左に行くとマリーナ門があって、バスから降りた海岸沿いに出ます。右に行くと昼食をしたお店等があって、前回ご紹介した迷路のような道に通じています。
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現在もミサが行われているドゥオーモの聖堂は
18世紀にバロック様式に改築されました。
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漁師・街の守護神「聖アンドレア」が眠っている地下聖堂です。
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十二使徒の一人であった聖アンドレアが漁師だったことから
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漁師の守護神「聖アンドレア」と言われたり
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街の守護神「アンドレア」だと言われているそうです。
※長い階段を上っていくと、左手に「天国の回廊」がありますので
ドゥオーモの前にご覧下さい。・・・を見逃して(>_<)
私は入場料の5ユーロを支払って入っていたのですが
先にドゥオーモに行ったので、天国の回廊は残念ながら見ていません。
当時は上流階級市民の墓地として建設された、白い柱廊と庭の緑がまさに
「天国」といえる神秘的な「天国の回廊」だそうです。(*_*)
英雄ヘラクレスが愛する妖精の名前 「アマルフィ」
アマルフィは、ギリシア神話の英雄ヘラクレスが、愛する妖精の死を悲しんで、世界でもっとも美しい場所に亡がらを埋めて、その妖精の名を永遠に残すために、「アマルフィ ( Amalfi)」と名付けたといわれる伝説のあるところです。
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アマルフィの東端に・・・きれいな砂浜の海岸がありました。
「フラヴィオ・ジョイア」の像
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アマルフィの海岸に立っている像「フラヴィオ・ジョイア」は
東方から伝わってきた羅針盤を完成させたといわれている12世紀の中世イタリアの四大海洋国家の躍進に貢献しました。
地中海を航海する際に羅針盤を使ったのは
アマルフィが最初だったと言われています。
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「アマルフィ 女神の報酬」で紹介されてから
一躍有名になったアマルフィはヴェネツィア、ジェノバ、ピサと並んで4大海運共和国の1つとして繁栄していたのですが、地震や津波で、街の広範囲が海底に沈んでしまったので街が小さくなったそうです。
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アマルフィを出てソレントに向かうバスの窓から見えたのは
何だと思います???
えっ~もしかして・・・と思って撮りましたが
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撮った写真を拡大すると、男性が海に入っていくところでした!
この時は、まだまだ寒い3月の初めです・・・
海に入って大丈夫だったのかなぁ~ブルブル
何処でも、こんな人がいるんですね~