歴史クラブに参加して、7月30日に祇園祭が終わった京都に向かいました。
京都大丸の東側から錦市場方向に行くので、地下から階段を上がると・・・
正面に見えたのは・・・ヴォーリズの装飾灯具
大丸京都店は、平成14年に全館改装されましたが
ウイリアム・メレル・ヴォーリズの装飾灯具が残されていました!
名建築家ウイリアム・メレル・ヴォーリズ(1880年~1964年)は大丸と縁が深く
心斎橋店に続き、京都店の設計も手がけました。1928年(昭和3年)11月に
6階建て鉄筋コンクリート造で竣工した本館は、2階に装飾的なバルコニーを
備えており、この壷型の相飾灯具も設置されていました。高倉地下階段の装
飾とともに、ヴォーリズ建築を今に伝える貴重な遺構となっています。
八芒星 (はちぼうせい)
振り返って、地下への階段を見ると「八芒星 」が・・・
モチーフの八芒星(Octagram オクタグラム)は八つの角を持つ星型多角形で
古来より新しい時代の象徴とされ、ヴォーリズ設計に多用されています。
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高槻市・大阪医科大学歴史資料館 登録有形文化財(第27-0244号)
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計です。
教室として使用していた当時のように机・椅子を復元された「階段講堂」です。
(2010年10月)
当時、しろあと歴史館のボランティアに所属していた秋季歳時記イベントで
「筑前琵琶を聴く会」の打合せで、大阪医科大学歴史資料館に行きました。
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大丸京都店の全館改装に伴い2013年06月には、館内の柱(大正15年及び昭和38年施行)に使用されていた、イタリア産の大理石(石灰岩)が展示されていました。
その時の、大丸京都店「今、甦る化石たち」は、こちらでご覧ください。