kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都 鞍馬山・本殿金堂前「御本尊が降臨された翔雲臺と比叡山」追記

2023年09月30日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
鞍馬山「健康ハイキング」の記事は⑧で終わりましたが
最後に「御本尊が降臨された翔雲臺」を追記します。


本殿金堂の前方にあるのは


「翔雲臺」

張り出した見晴らしのよい場所にある「翔雲臺」です。

都の北方(平安京)守護のためご本尊様が
降臨されたといわれる場所でした。



そして、鞍馬山のパワーが一番強い場所といわれています。

本殿金堂の後ろから出土した経塚の蓋石だったと言われ
本殿後方より出土したものです。

平安時代より鞍馬寺に伝えられた如法写経会の
経巻を埋納した経塚の蓋石でした。

板石の下から発掘された経塚遺物二百余点が
国宝に指定されています。



翔雲臺から比叡山を見ていますが



左の三カ所が、何処なのか分からなくて
投稿が後になりました。



鞍馬山(標高584m)に行かれる予定がある方は
鞍馬山①からご覧頂き参考になると嬉しいです。
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9月度ハイキング・鞍馬山⑧「魔王殿不動堂~奥の院魔王殿~貴船」完

2023年09月29日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
⑦「牛若丸が兵法修行した 木の根道」のつづきです。

僧正ガ谷不動堂

「僧正ガ谷」は、牛若が天狗に兵法を習ったところです。



伝教大師、最澄が天台宗立教の悲願に燃え
一刀三礼を尽くし刻んだ不動明王が奉安されています。


謡曲 「鞍馬天狗」と僧正ガ谷

鞍馬天狗が牛若丸と出会ったところです。


義経堂

奥州で非業の死を遂げた義経の御魂は
懐かしい鞍馬山に戻り安らかに鎮まっていると伝えられ
遮那王尊として祀られています。



この階段を上がって「奥の院魔王殿」へ向かいます。



木の根道が、ここにも続いています。


奥の院魔王殿

真正面には、1本の大きな石灯籠がみえます。
太古、護法魔王尊が降臨した磐坐・磐境として
崇拝さ れてきましたた。



「木太刀もて 岩を斬りたる 
    遮那王の やという声に似る歌無きか」 與謝野寛(鉄幹)

「太刀跡の岩 義経が裂きたるや 
          杜鵑の声が 紋を残すや」 與謝野晶子



魔王殿で、少し休憩した後は再び下山開始です。
西門まで573m、貴船神社まで647m。



ここからの下りの階段は
かなりキツイと聞いてましたが本当でした!


西門

写真を撮る余裕もなく階段を下りてきました。
西門が見えた時はホツとしました。
下りの階段は、想像以上にキツイです。(^^ゞ



西門を出たところです。



そして貴船に出てきました。
貴船神社は一度来ているのでパスして



貴船口駅までバスに乗り
叡電に乗り、帰途に向かいました。


貴船の川床 右源太にて  2007年07月26日

貴船の川床に行く道は道幅が狭いうえに車が多くて
(私は運転していませんが)すれ違う時にサイドミラー
を閉じないと通れない所が何ヶ所ありました。

貴船は5度涼しいと聞いていましたが
涼しげな水の音がする川床で食事をしていると・・・
帰る頃には肌寒く感じるほどに涼しくなっていました。


魔王殿からの下りの階段はキツカッタですが
いま、鞍馬山に行けて良かったと思っています。完
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9月度ハイキング・鞍馬山⑦「牛若丸が兵法修行した 木の根道」

2023年09月26日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
⑥「與謝野晶子・寛 歌碑~霊宝殿(博物館)」のつづきです。


みなさんは、お弁当後のおしゃべりを楽しんでいたので



私は、気になっていた博物館前にある建物を見に行きました。



説明書きによると「冬柏亭(とうはくてい)」は



與謝野晶子氏の書斎でした。


●牛若丸が兵法修行した「木の根道」

與謝野晶子氏の書斎の横に見える階段を上がって
「木の根道」へ向かいました。

鞍馬山のハイキングと知った時から
一度は歩きたいと楽しみにしていた「木の根道」です。



木の根道は、鞍馬山のこの辺り一帯の砂岩がマグマによって硬化したことで地質が固くなり、木の根っ子が地面に潜り難くなり地表に張っているそうです。
それでも木はきちんと育っているのは凄いですね。



「木の根道」に、石塔がありました。

みなさんは、立ち止まることなく進んでいるので
私も遅れないようにと・・・



私たちは「木の根」を傷つけないように歩いていますが
この場所で、牛若丸が兵法修行をしたと伝えられています。


歩くだけなら1~2分ぐらいの距離でした。

「下に這う 鞍馬の山の 木の根見よ
    耐えたるものは かくのごときぞ」 與謝野寛(鉄幹)

長くなりましたが、次は最終地点の「貴船」に向かいます。
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9月度ハイキング・鞍馬山⑥「與謝野晶子・寛 歌碑~霊宝殿(博物館)」

2023年09月24日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
⑤「本殿金堂・パワースポット金剛床・義経祭」のつづきです。


本殿金堂前の「パワースポット金剛床」を後にして・・・


光明心殿

本殿西に位置する「光明心殿」の前から


本坊(金剛寿命院)

本坊(鞍馬寺の寺務所や、鞍馬弘教宗務本庁)の前を通り



奥の院参道を歩いて「鞍馬山博物館」へ向かいます。



階段が続いています。



右横に何かあるようなので見てみると・・・



この上にある鐘楼は
除夜の鐘を撞かれる人たちが列をつくるそうですが
上を見る余裕が無くて、鐘楼は見えませんでした。



きれいに整備された道です。
その先の階段を上がり右に見えたのは・・・


歌碑

鞍馬石でできた歌碑です。
左:與謝野晶子   右:寛(鉄幹)

「何となく 君にまたるる ここちして
     いでし花野の 夕月夜かな」 與謝野 晶子 

「遮那王が 背比べ石を 山に見て 
  わがこころなほ 明日を待つかな」 與謝野 寛(鉄幹)


霊宝殿 (鞍馬山博物館)

歌碑の左にありました。
仏像奉安室には国宝毘沙門天三尊像をはじめ
あわせて8軀の仏像が安置されています。

鞍馬山博物館には入りませんでしたが
博物館を前にして、お弁当を食べてきました。(^^ゞ

長くなりますので、次へと続きます。
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9月度ハイキング・鞍馬山⑤「本殿金堂・パワースポット金剛床・義経祭」

2023年09月23日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座

「転法輪堂」を横目にして、長い階段を上がってきました。



そして、ここは長い階段を上がってきた所です。

いま上がって来た途中の左側に「寝殿」がありましたが
ハイキングでもあり、休憩場所ではないのでスルーでした。



あっ! ここは「本殿金剛」です!
本殿まで上がって来れたと知り\(^o^)/気分です。



ここが、本殿金堂と金剛床です。

本殿金堂
御本尊は秘仏で、60年に一度「丙寅の年」に開扉されます。
そして今日は「阪神 優勝」が決まった次の日(15日)です。


金剛床

本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっています。



本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が厳かに祀られています。



狛犬ならぬ「阿吽」の虎は、本尊毘沙門天のお使いである神獣。



毘沙門天の出現が、寅の月、寅の日、寅の刻とされて



五十音が「あ」から始まり、「ん」で終わることから
「阿吽」は、宇宙の全てを包含すると言われています。


虎石

山主様がご自身の山で見つけられた石を「虎石」と名付け
ご奉納されたもので、吽形阿吽の虎の傍に据えられています。

黒色と褐色の縞模様が、虎の頭とも虎がうずくまる姿に見え
鞍馬石で、香雲初代管長の墨蹟「虎石」と刻まれています。


●義経祭

鞍馬寺では毎年、9月15日に義経祭が行われています。
幼少期に鞍馬山で修行をした武将・源義経を偲ぶお祭です。


幼名を牛若丸、鞍馬山では遮那王と呼ばれた義経は
7歳から約10年間を鞍馬で送りました。

御魂は鞍馬山に戻り、遮那王尊となり護法魔王尊の脇侍として
奥の院の義経堂に祀られていると伝えられています。

長くなりますので、次へと続きます。
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9月度ハイキング・鞍馬山④「多宝塔~巽の弁財天社~転法輪堂」

2023年09月22日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
9月度ハイキング・鞍馬山③ケーブル「普明殿(山門駅)~多宝塔(山上駅)」のつづきです。



多宝塔の、左の道「新参道」を歩いていきます。
この辺りは、まだ緩やかな道で良いですが


お世話さんの話から
登りも下りも階段なので、大変だとは聞いていましたが・・・



左の道は、ケーブルを乗ったので行かなかった
由岐神社と仁王門への道です。



私たちは、右の道を行きますが・・・



ここで、初めて「貴船」の名前が出てきましたよ。


さぁ~ ここから登りの階段が続くそうです・・・


巽の弁財天社

学芸・財宝を司る福神、弁財天を祀る。

水琴窟も付設されているそうですが
前を通り過ぎるだけなので、急いで撮りました。



そして、また長い階段が見えています。



長い階段の途中で、右に見えたのは「無料休憩所 洗心亭」

洗心亭は、参拝者のための無料休憩所とギャラリーを併設。
ハイキングなのでスルーです。



この「転法輪堂」は、洗心亭の上にありました。

転法輪堂、伝重怡上人礼拝之仏、木造阿弥陀如来座像(江戸時代)平安時代に13年間も堂内に籠り、毎日12万遍の弥陀宝号を唱え続けた重怡上人が、6万字の弥陀宝号を書いて法輪に納めたのが、転法輪堂の名の由来です。



階段の多い山を歩くのは、久しぶりの事で覚悟していましたが
やっぱりキツカッタです! でも「本殿」は、もう目の前です。

長くなりますので、次へと続きます。
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9月度ハイキング・鞍馬山③「普明殿(山門駅)~多宝塔(山上駅)」

2023年09月21日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
②「鞍馬駅から普明殿(ケーブル山門駅)」の続きです。

普明殿(ふみょうでん)

普明殿は、鞍馬山「ケーブル山門駅」でもあります。

境内にあるケーブルカー「鞍馬山鋼索鉄道」は、法律上の扱いは「運賃無料」ですが、お寺へ大人200円を「寄進」し返礼として乗車できるようになっていました。



一階の正面には
智慧の光を象徴する毘沙門天像が奉安されています。

二階に階段で上がったところに
鞍馬山の尊天(千手観音・毘沙門天・魔王尊)の解説と
鞍馬山の模型がありました。



ケーブルの距離はわずか207m。

この距離なら、「歩いた方が早い」と思うかもしれませんが、並行(左の道)する登山道は「九十九折(つづらおり)」で、幾重にも折れ曲がっています。



乗車すると、2分ほどで終点の多宝塔駅に到着します。
高低差は89mあり、平均して20度程度の坂を上ってきました。

直線距離を100m進むのに500mは歩かなければいけないほどで、清少納言は「近うて遠きもの 鞍馬のつづらをりといふ道(枕草子)」と嘆かせるほどの山道です。

この路線は、保有車両が1台のみで対となるもう1両の役割を
カウンターウェイト(おもり)が果たします。


多宝塔「ケーブルカー山上駅」

ケーブルを利用したので「由岐神社は経由しません。」



多宝塔は、ケーブル山上駅を出た正面にありました。

舎利宝塔と尊天三尊像が祀られている多宝塔は
元々は現在の地ではなく、建立当時には本堂の隣に隣接して建立されていたものでしたが、1960年に現在の場所に建て替えを兼ねて移築されたそうです。



それでは、新参道を通って「本殿」へ向かいます。

~~~~~~~~~~~~

2007年7月に鞍馬寺へ行きましたが

その時はケーブルには乗らないで
「観音 還浄水観音 ・童形六体地蔵尊・樹齢800年の大杉社」を見てから、貴船に予約していたお店に向かいました。

長くなりますので、次へと続きます。
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9月度ハイキング②京都・洛北「鞍馬駅から普明殿(ケーブル山門駅)」

2023年09月20日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
京都・洛北  叡山電車「鞍馬駅」

もみじのトンネルを通り、貴船口駅の次が終点の「鞍馬駅」



鞍馬は、神の宿る山として鞍馬天狗や義経の伝説など
神秘的なパワースポットで知られています。



右奥には、長年この線を走り続けたデナ21形電車の
先頭部と動輪が保存されています。



鞍馬駅前の「大天狗(おおてんぐ)」の横に
鞍馬地区名産の「鞍馬石」



その前に、中央の鞍馬石「えんのいし」は
かつて大雨で長期不通になった鞍馬線が再開された
記念に「えんのいし」と命名されました。



大天狗さんの写真を撮ったとあとは
鞍馬寺へ向かいます。



鞍馬駅から少し歩いて左に曲がったところです。



この石段の先に「仁王門(山門)」があります。



仁王門は寿永年間(1182~1184年)の建立と伝えられるが
1891年(明治24年)に焼失しています。



現在の建物は1911年(明治44年)の再建ですが
左側の扉一枚は寿永年間の頃のものと考えられています。



鞍馬寺の仁王門を通るのは、今回で2回目です。

昨日の阪神の優勝を見ていたので
仁王門前の「阿吽の寅」を撮りたいと思ってましたが
撮り忘れていました。"(-""-)"



仁王門を通り・・・左に見える階段を上がります。



普明殿へ向かいます。



普明殿は、鞍馬山「ケーブル山門駅」でもあり
乗車時間2分ほどで、多宝塔の「ケーブル山上駅」に着きます。

長くなりますので、次へと続きます。
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9月度ハイキング ①「鞍馬寺から貴船神社まで歩こう!」

2023年09月19日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
貴船でも行って涼しい所で美味しいものでもと思っていると
9月度ハイキングは「鞍馬寺から貴船神社まで歩こう!」でした。
お弁当持参のハイキングですが、参加して歩いてきました。

京阪電車 祇園四条駅  9月15日(金)

いつもは横目に見て通り過ぎていた
祇園四条駅から「特急 出町柳行き」に乗ります。


「京阪電車 鞍馬口」の改札

鞍馬口から、叡山電鉄へ乗り換えて
「鞍馬山」を歩いてきます。

叡山電鉄「出町柳駅」

以前は、車で移動することが多かったので
「叡山電車」は初めて乗ります。


観光列車「ひえい」

叡山本線:出町柳~八瀬比叡山口 5.6㎞  標高差  63.2m

1925年(大正14年)に比叡山延暦寺への参詣ルートとして
開業した叡山本線の観光列車「ひえい」です。


展望列車「きらら」

鞍馬線:宝ヶ池~鞍馬    8.8㎞  標高差 150.5m

私たちは、鞍馬線に乗って終点の「鞍馬駅」へ
『山頂は涼しいかな・・・』と期待していますが・・・?



車窓の窓から眺める絶景ポイントがあります。

市原駅と二ノ瀬の間にある「もみじのトンネル(約250m)」は
紅葉季節には訪れたい人気の「もみじトンネル」です。



富士山に登る海外の人達が多いと聞いていましたが
鞍馬や貴船に行かれる人も多いです。



貴船口を通り、終点の鞍馬駅に着きました。



ホームの上から、鞍馬の天狗さんがお迎えです。


駅舎内

鞍馬寺の最寄り駅改札口を出たところです。
長くなりますので、鞍馬駅から・・・へと続きます。
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第2回 水都くらわんか花火大会

2023年09月17日 | Weblog
茨木・弁天さんの花火2023年

【日時】8月8日 午後7時30分~
【場所】冥應寺境内 約3,000発の花火
残念ながら、今年は見ることが出来ませんでした。


第2回 水都くらわんか花火大会 2023年9月17日(日)

会場
 淀川河川公園 枚方地区
 淀川河川公園 大塚地区

●打上発数:4,704発は
 2022年の、枚方・高槻で産まれた子どもの数。
※ 枚方市 :2,408人   高槻市: 2,296人


19:30頃に、花火の音がきこえてきたので
ベランダに出ると・・・花火がみえました。


一人一人感じる事は違うかもしれませんが


この街にとって、大切なものを感じてもらう為の花火です。


『この街で生きて行くんだ!』


『また明日も頑張ろう!』


『家族、仲間を大切にする!』


花火大会が継続して開催されることで街が活性化し
地元に住まう人も増える。

家族が増えればそこにはやがて新たな命も産まれてきます。
そんな思いの「第2回 水都くらわんか花火大会」でした。
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