喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ルシアンからのクリスマスの贈り物

2016-12-25 | 喜久家ボランティア
 昨日12月24日は、クリスマスイブ。
 数年前、高校1年の娘たちに我が家のサンタクロースが見つかって以来、
我が家にはサンタが来ない。

 子どもにとっては盛り上がらないクリスマス。
我が家はクリスチャンではないので、それもしかたないといっても、
やはり楽しみは多い方がいい。

 クリスマスイブなのに特別な用意もなく、
いつものような夕食になろうとしていた。

 その時、お客様が来た。
喜久家ボランティアのルシアンだ。
 今夜はクリスマスイブということで、何とフォアグラ料理とパンケーキを持って来てくれたのだ。



 ルシアンは、南フランスのコートダジュールにあるアンティーブ出身。
フランス料理には世界三大珍味のフォアグラがよく使われるらしい。

 初めて見る、そして初めて食べるフォアグラに娘たちも興味津々。
 ガチョウやアヒルなどにたくさんの餌を与えることにより、肝臓を肥大させて得る。
フランスではクリスマスや祝い事の伝統料理(ご馳走)となる。
濃厚な味であるため、フランス料理の食材の一つとなり、宮廷料理となったり、美食家、富裕層に食される。
生産も消費もフランスが最も多い。

 せっかくのごちそうなので、ワインといっしょにいただく。


 何とも言えない初めての食感と濃厚な味。
ワインにピッタリ。
まさかこの歳で、超田舎の平礒で世界三大珍味のフォアグラを食べられるとは。

 ルシアンに感謝。
世界のいろいろなところから来てくれる喜久家ボランティア。
その文化や環境のちがいから様々なことを感じさせてもらえる。

 ルシアンのおかげで今までにない初めてのクリスマスイブとなった。



 違いは、豊かさにつながる。

      
        岬人(はなんちゅう)