「痛とーち、いけんのよ。」
最近、母の口からそんな言葉をよく聞くようになった。
足にしびれがあり、踏んだ感覚があまりなかったり、
膝が痛くて曲げられなかったり。
長年、重たい荷物を背負い、斜面のミカン畑を動き回った足は、
おう脚になり、外に向けて曲がっている。
痛みがとれるいい治療院があると聞くと、どこにでも出向いた。
それくらい体に違和感があるのだろう。
ただ、どこにいっても根本的によくならず、痛みをこらえながら
毎日ミカン畑に行き、作業している。
本当によく働いた母。
手を合わせたくなるような気持ちがおこる。
写真は、6年ほど前に知り合いのりえちゃんが撮ってくれたもの。
黙々と柑橘を選果する母の雰囲気が伝わってくる。
この写真がとても気に入っている。
今は糖尿病の食事制限で、かなりやせてしまっている。

【おかあさんの語源】というおもしろい記事があった。
『 男は奥さんのことを「かみさん」と言ったりします。
これは元々「日身(カミ)さん」だったそうです。
この“日(カ)”は「太陽」をあらわす。
日にちを数える時に、「にち」以外によく「か」という呼び方をする。
例えば、2日の呼び方は、ふつか。
“身(ミ)”は「身体」をあらわす。
つまり「日身(カミ)さん」で、“太陽の身体”
そういえば、20年に1度の式年遷宮を行った伊勢神宮にまつられている、
「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」は、
女性の神様で、全ての人の租神様(おやがみさま)とされている。
太陽・光・慈愛・真実・秩序を象徴する最も尊い神様。
お母さんはいつも明るくて、あたたかくて、
しかも朝、昼、晩、と食事をつくってくださって、
わたしたちの身体を産み、育ててくれる。
母親はまさに“太陽さん”そのものだから、
お日身さんと呼び、
「日(カ)」の古い言葉の「カアカア」から「カカア」に・・・
子どもたちは「うちのカカさま」と言うようになり、
いまの「おかあさん」になった。
「おかあさん」の“か”は、
太陽だったんです♪
だから、女性は太陽のように輝いているのでしょう♪
「日本のこころの教育」境野勝悟 著 致知出版より 』
元始、女性は太陽だった。
お母さんは、太陽のような存在。
平礒には、一人暮らしの年老いたお母さんもいる。
子どもたちは都会に出てしまい、夫は先立ち、残って一人で。
都会の子どもたちもふるさとに暮らす母のことが気になる。
母は、正月に子どもたちが帰省することを楽しみにしている。
かつては、その家も大勢でにぎやかだった。
親孝行しないといけないな~。
秋の夜長、そんなことを思った。
岬人(はなんちゅう)
最近、母の口からそんな言葉をよく聞くようになった。
足にしびれがあり、踏んだ感覚があまりなかったり、
膝が痛くて曲げられなかったり。
長年、重たい荷物を背負い、斜面のミカン畑を動き回った足は、
おう脚になり、外に向けて曲がっている。
痛みがとれるいい治療院があると聞くと、どこにでも出向いた。
それくらい体に違和感があるのだろう。
ただ、どこにいっても根本的によくならず、痛みをこらえながら
毎日ミカン畑に行き、作業している。
本当によく働いた母。
手を合わせたくなるような気持ちがおこる。
写真は、6年ほど前に知り合いのりえちゃんが撮ってくれたもの。
黙々と柑橘を選果する母の雰囲気が伝わってくる。
この写真がとても気に入っている。
今は糖尿病の食事制限で、かなりやせてしまっている。

【おかあさんの語源】というおもしろい記事があった。
『 男は奥さんのことを「かみさん」と言ったりします。
これは元々「日身(カミ)さん」だったそうです。
この“日(カ)”は「太陽」をあらわす。
日にちを数える時に、「にち」以外によく「か」という呼び方をする。
例えば、2日の呼び方は、ふつか。
“身(ミ)”は「身体」をあらわす。
つまり「日身(カミ)さん」で、“太陽の身体”
そういえば、20年に1度の式年遷宮を行った伊勢神宮にまつられている、
「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」は、
女性の神様で、全ての人の租神様(おやがみさま)とされている。
太陽・光・慈愛・真実・秩序を象徴する最も尊い神様。
お母さんはいつも明るくて、あたたかくて、
しかも朝、昼、晩、と食事をつくってくださって、
わたしたちの身体を産み、育ててくれる。
母親はまさに“太陽さん”そのものだから、
お日身さんと呼び、
「日(カ)」の古い言葉の「カアカア」から「カカア」に・・・
子どもたちは「うちのカカさま」と言うようになり、
いまの「おかあさん」になった。
「おかあさん」の“か”は、
太陽だったんです♪
だから、女性は太陽のように輝いているのでしょう♪
「日本のこころの教育」境野勝悟 著 致知出版より 』
元始、女性は太陽だった。
お母さんは、太陽のような存在。
平礒には、一人暮らしの年老いたお母さんもいる。
子どもたちは都会に出てしまい、夫は先立ち、残って一人で。
都会の子どもたちもふるさとに暮らす母のことが気になる。
母は、正月に子どもたちが帰省することを楽しみにしている。
かつては、その家も大勢でにぎやかだった。
親孝行しないといけないな~。
秋の夜長、そんなことを思った。
岬人(はなんちゅう)
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