喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

三崎高校創立60周年記念スローガン  「花橘 未来へ続く 道標」

2019-05-14 | ふるさと
 愛媛県立三崎高校の分校化が見送られた。
その立役者が地元出身の津田先生。

 そのドラマの裏側を熱く、優しく語っている。




「これはただの奇跡ではなく、三崎高校の存続を願い、
アクションを起こしてくれた人々の思いが結実したものである。

 すべての「結果」には、「理由」がある。
 5年前、文科省の土曜活用事業の指定を受け 、土曜日にも学校を開くことになった。
その際、地域と連携した活動を行ってはどうかと思い至った。

 今でこそ、愛媛県で、全国で「高校と地域の連携」が盛んに行われているが、
当時の愛媛県ではまだあまり盛んではなく、突拍子もない提案であったはずだ。
それを、当時の校長先生、教頭先生は快く受け入れ、バックアップしてくださった。

 それからの5年間で多くの先生、生徒、地域の方々に協力していただいて、
三崎高校の「地域おこし」は、今や学校の魅力の1つにまでなっている。
それが今回の、文科省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」の指定であり、分校化回避につながっていたのだ。
そう、5年前のあの日に、この結果は約束されていたのではないかと思う。
 

 しかし、それは何の努力もなしに手に入ったのではない。
それを現実のものにしたのは、「地域のために何かをしたい」という生徒たちの熱い思いと、それを支えてくださった方々の力だ。
三崎高校の挑戦は次のステージに。

 三崎高校創立60周年記念のスローガンは「花橘 未来へ続く 道標」である。
先輩たちの姿を道標に、みさこう生は三崎高校存続という偉業をやってのけた。
 三崎高校は、来年で創立70周年である。
次の10年、20年に持続可能な高校を作っていくのが、三崎高校の「今」を生きる我々の次のミッションである。

 この最高にワクワクするミッションに我々は取り組んでいく。
みさこう 最高 さあ行こう!
日本で1番の高校を目指して、三崎高校の新たな挑戦が始まります。

 皆さん、一緒にワクワクドキドキしましょう!」



 四国最西端の地で、多くの人が熱く燃えている。
社会を動かすのは、何もすごい人だけではないのだ。
 熱い思いが時代をつくっていく。
まさに令和という時代にふさわしい。


            岬人(はなんちゅう)

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (徳永真由美)
2019-07-03 06:50:40
京都に住んでいます。

地域みらい留学で学校説明会に三崎高校にいきます。

すごくエネルギーのある高校ですね。

不登校経験者の息子に行かせたいです。

ありがとうございます🎵
返信する
徳永さん、ありがとうございます。 (036)
2019-07-03 18:29:46
徳永さん

感動のコメントをありがとうございました。
息子さんが不登校の経験をしたとのこと。
息子さんも親としても、辛い経験でしたね。

地元に住む者として、また私の父、私、そして3人の子どもたちみんなが三崎高校出身者です。

そのことをふまえて言えることは、三崎高校を選ばれることは、まちがいないことだと思います。

ここは、「ないものはない」地域です。
① 便利すぎる余分なものはないです。
② 人として大切なものは全てありま  す。

 さらに詳しくは、私のフェイスブックをご覧ください。
https://www.facebook.com/osamu.asano.3

 夏の体験入学にぜひお越しください。
私も行きますので、お会いできたらうれしいです。
返信する

コメントを投稿