つい最近、昨年応募したものの、残念ながら落選したアマチュアバンドの
コンテストへの応募案内が届いた。
一回くらい落選したからといって当然諦めるタチじゃない俺なので、再挑
戦は望むべくところやねんけど、どうも昨年の決勝大会に残った面々を
見ていると、このままでは到底勝ち目がないのは明白。
どうしてかというと、俺達のバンドには大きな問題があって、それは、
「とにかく音楽を楽しむ」という姿勢が見て取れないこと。
俺のような素人でも、バンドの演奏前のステージでの立ち姿を見ただけで
プロかどうか分かるくらいに、音楽を楽めるバンドは何かオーラを発してい
るもの。それは優れた素人バンドにも共通していて、昨年のこのコンテス
トのファイナリスト達は例外なくそう見えた。
俺達ももちろん音楽が楽しいからやってるわけやねんけど、何か突き抜け
てないところがあって、自分達が演奏してる映像を客観的に見ても、楽し
んでるなぁ、という雰囲気がまるで伝わってこないのよね。
ただ、楽しさには色々あって、笑顔がはじけてるから楽しい、ということだ
けじゃなく、思わず涙ぐむほど感動を与えるようなことも、もちろん「楽しさ」
という範疇に含まれると思う。
夫婦二組のバンドで今更ノリノリのPOPSやROCKをできるわけでもないんや
から、そこは「俺達なりの楽しさ」を作りあげる以外に方法はない。
じゃあ、どうしたらこの「楽しさ」を創出することができるのかを考えてみたい。
【問題点】
?唄がうまいわけでもなく、演奏がうまいわけでもない。
?アレンジに優れているわけでもない。
?ビジュアルがいいわけでもない。
と、ないないづくし。
【訴求点】
?オリジナル曲がある(良い悪いは別として)
?アコースティックバンドである(本選に残っていたのは全てエレキバンド
なので、個性を主張できる)
?夫婦二組のバンドである(たぶん他にはない)
と、ないに等しいくらいしかない(笑)
ということで、
【対策】
?インスト構成を考える(前回はギター4台という珍しい構成にした。落ちた
けど(笑))
?ユニフォームを考える(アジアンキッチン風なんか面白そう)
?あまり皆がやっていない無茶苦茶いいオリジナル曲を作る(沖縄風とか)
etc・・・
今はこんなくらいしか思いつかない。
まぁこれからもっとしっかり考えて再挑戦に向かうところやけど、こんなこと
書いてる間があったら、曲のひとつでも考えとけ、ちゅうのがオチとしては
最適なんやろね。