僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

自然と天然

2010-08-05 | Weblog
ここ数年の夏の暑さはものすごく、生態系にも様々な変化(あえて異常とは言うまい)が起きている。
このことでは様々な意見がある。中でも「これは“本来の”自然の姿ではない」という話は良く聞くが、俺にはその“本来の”自然との比較、という考え方が良く分からない。

例えば、昔の夏はもっと涼しく、夕涼みもできた。夏の始めからクマゼミが鳴くようなことはなかったし、子供達は暗くなるまで外で元気に遊んでいた…。
でも、これは“本来の”自然ではなく“その時の”自然で、俺たちが若い頃はこうだった、と言ってるのと同じこと。
自然とはその時の“流れそのもの”であるはずだ。
氷河期だって、その時を知らない人から見れば異常な気象だったのだろうが、その時を生きた生物にとっては、それが最も自然であったはずだし、今生まれた子供達は夏の始めにクマゼミが鳴かなければ、最近は自然がおかしい、ということになるはずだから。

だから、今地球全体が異常気象だと言われるているが、別にそれはそれで当たり前のことである。つまり、俺たちが、海を埋め立て山を切り拓き文明の名の下に繰り返されてきた開発のしっぺ返しを受けてることはごく“自然”なことだ。

それに対して、自然を守ろう、昔を取り戻そうという行動をするのはそれはそれでいいと思う。ただ、その行動そのものも自然の一部だということを理解しておかないと、ただの“天然”になってしまうぞよ。