
「○さん、“笑う”は春でしょ。さて、夏は何て言うでしょう。夏はね“滴(したた)る”と言うのよ」
こんな話が大好きな私は目が

「先輩、すごい」
「秋は“装う”。冬は“眠る”と言うのよ」
「わぁ。すごい」
知らないのはわたくしだけなのに、嬉しくなってしまいました。
会話は眠っている頭が少し動き出します。
外に出ると何かを教えて頂きます。
五月八日は旧暦でお釈迦様の誕生日をお祝いします。
「髪納め」という仏事のある日でもあります。
わたくしと義理姉とで、昨年亡くなった義母の髪を菩提寺に納めに行きました。
甘茶が振舞われ、お参りのお土産にと、持ち帰り用も下さいました。
久しく口にしていませんでしたが、こんなに甘い茶葉があるのですね。ユキノシタ科の植物らしいですが、見たことはありません。
マーヤ妃からお釈迦様が誕生した日、天から甘露が降り注いだと言われていますね。
世を照らす王子の誕生が、「救い人」となられる軌跡をよく表わしています。
持ち帰り、所用で不参加になったJに提供しましたが、隣にJの甥から届いた、沖縄土産の紅いものお菓子があります。

「○ちゃん、これは沖縄の定番のお菓子だよ。沖縄旅行は大概これだよ」と言いました。
ええっ。ホントですか?
Jにも教えられて、知らない事が多い自分が嬉しかった。
どんな事でも、教えて頂くことはとても楽しい。


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