バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

「とまらない季節」その2

2012年05月21日 | 旅 紀行
 山里で聞いた場所には立っているようですが、この誰もいない開放感はどうしたことでしょう(笑)

標高600メートル。

無人の館(笑)

「星降る丘」をもう少し深くに、進んでみる事にしました。

やっと何台かの駐車を見つけました。

ザワザワと早くも水の流れる音が聞こえます。
さぁ、歩いてみましょう。



緑のシャワー。可憐な植物。

  
 
 
 

私達は兵庫の屋根、山スキーで有名な「香美町・小代区」に足を踏み入れていたのです。

通称「おじろん」。少し下るとハチ北高原スキー場もある但馬の山群です。

ここに小ぶりながらも名滝があると、なんと宿の朝の新聞で知り、訪ねてみる事にしたのでした。
軽いハイキングの服装で充分と言う事を聞いています。



見物を終えた子供達が、元気に坂道を駆け上がって来ました。
みんな清しい笑顔です。
きっといいものを見たんだわ。



それは木立の中に、紛れるように一本の筋となって流れ落ちていました。
兵庫は「日本の滝100選」を三つも持つ唯一の県と聞いています。

「天滝・猿尾滝・原不動の滝」幸いにこの三滝を、過去に見る機会がありました。
「吉滝」はそれらに比べると、小ぶりで、女性的な感じがします。



特徴は「裏見の滝」と言われるように裏から見る情緒も格別という事でした。
早速裏に回ってみます(笑)



なるほど、一見の価値があります。

マイナスイオンの宝庫に、久し振りに潜入したを喜びを、全身で味わう事にしました(笑)



皆様も画面からだけですがおよろしければどうぞ(笑)


思い掛けず、森に立ち入ったひと時でしたが、外界は「とまらない季節」の進行形であっても、ここは多分ゆっくり、ゆっくり、あるいはこのまま、ここに在り続けるのではないかと、ふと魂が鎮まるような魅力を感じました。

こんな小さな旅を、またとき時に。

確実に少なくなっていくJとの時間を、手下げのバッグの奥深くに仕舞い込んで、山道をまたテクテクと帰って行きました。

木立の曲がり角で、夫が、私の来るのを待っています。



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月曜便り33 「とまらない季節」その1

2012年05月21日 | 旅 紀行


 鑑賞用のイチゴの葉にも、立派な実がなり、Jとひとつずつ初成りを口にしました。

初夏への移ろいを味覚でも感じる事が出来ます。

但馬もどう変わっているのでしょう。

私達は、奥深いその懐にもぐり込むため、週末に北に向かって車を走らせました。



2012. 5.19(土


快晴。

「浜坂の浜」に近いいつもの宿では、いよいよ終わりが近づく、ホタルイカずくしのお料理をあえてお願いして、ひとつの季節との別れを噛み締めることにしました。
たくさんのメニューから、Jが選んだベスト4です(笑)

 
  

私はとても迷いましたが、鯛の塩焼きと、甘ぁいスイカ。
ちょっとミスりました。ホタルイカが消えています(笑)

 

七釜温泉「福寿荘」のおかみには本当に良くして頂いています。

2012. 5. 20(日

晴天。

 

朝食も終えて、私達は今日の行く先を話し合っています。
さて、一体何処へ行ったでしょうか?
少しのブログ友の皆様以外、興味はありませんでしたね(笑)



とある山道を車で駆け上がると、「満天の星が見える丘」と言う場所に出て来ました。
美しい山並みや、山郷の風景が一気に広がります。
本当に、ここでは星が、見上げるのではなく、一直線に見えそうです。



広い駐車場に、不思議な山小屋がポツンとありました。

「こんにちは」



窓も開いているのですがどなたの姿も見えません・・・

ちょっと異世界に迷い込んだようです。

さてここは?・・・(笑)


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