今年の鯛をどうしましょ?と話していると、ニシンの子がやって来ました。
嬉しいですね。
私達夫婦の学校の先輩に、見事な焼き鯛を仕上げられる料理人がおられました。
大きな養殖鯛でしたが、姿形の良い惚れ惚れとするにらみ鯛でした。
お亡くなりなって、その晴れ姿を見られなくなってとても残念な近年です。
同等のお金を出して、淡路産の天然鯛を予約購入をするようになりましたが、当然ながら天然物は小さいです。
大量注文の為、いつ焼かれたのかな?と思われるくらい冷たくなって淋しいです。
正月ぎりぎりに焼いた、まだ温もりのある鯛は、養殖とは言え引けはありませんでした。
職人さんがひとりふたりと亡くなられるは寂しいですね。
ああいう方こそ、町の無形文化財でいらしたのにと、炭火の前で鉢巻、前掛け、寒空に肌着一枚で真剣勝負だった姿をJと共にしみじみと思い出しています。
ランキングに参加しています