断捨離

（北海道・雨竜沼湿原、2006年7月）
使わなくなったニコンのカメラ、レンズ、ストロボなどをカメラのキタムラに送って買い取ってもらった。
20年以上前に買ったレンズにも値がつき、総額では期待以上の金額になった。
これでカメラの機材はキャノンのみになった。

書棚を整理し、段ボール5箱分の専門書や文庫本などを、ブックオフに送って買い取ってもらった。
部屋の中がとてもすっきりした。

両社とも送料無料で、値段のつかない品も無料で処分してもらえるのでとても助かる。

シカによる森林の被害

八ヶ岳では、ニホンジカが増えすぎていて、森林の被害が深刻になっている。
100頭近い群れをみかけることもあるが、特に今年は小鹿の姿が多いように思う。
ハンターによる駆除が行われてはいるものの、焼け石に水といった感じである。

春先は特に餌が不足する時期であり、シカたちは、樹皮をかじって飢えをしのぐ。
森の中では、樹皮をかじられた樹木がずらりと並んでいることがある。惨状と言ってよい。
このような樹木の多くは、やがて枯れてしまうだろう。

樹皮をかじっただけでは飢えをしのぎきれず、餓死する個体も多い。

雪の上の足跡

リスの足跡

矢印のようなカラスの足跡

小鳥（カシラダカ？）の足跡

動物の足跡

ウサギの足跡
特徴がはっきりしていて分かりやすい。
前足は前後に並び、後足は左右に並ぶ
たまにウサギの姿を見かけることがあるが、警戒心が強いので撮影はとても難しい。

ニホンリスの足跡
ウサギの足跡とは異なり、前足も後足も左右に並ぶ。

ネズミの足跡
尻尾の跡がくっきりと残っている。

ニホンジカの足跡
2月から3月にかけて、清里ではニホンジカの駆除が行われた。
犬を使ってニホンジカを追いこみ、銃で仕留めたようだ。
森の中で何度か銃声を聞いたが、怖いものである。

キツネの足跡？
足跡をたどっていくと・・・↓

植物繊維がたっぷり。

トチの実

トチノキが実を落とし始めている。
実の中には、栗に良く似た大粒の種子が入っている。
デンプンやタンパク質をたっぷりと含んでいるが、動物の食糧にはならないようだ。
「サポニン」という物質が入っていて、これが動物の粘膜を破壊するからだ。
しかし、あく抜きをすれば人間の食糧になる。

下界では暑い日が続いているようだが、
山の上では、朝晩に冷たい空気が入り込み、秋の気配が漂い始めている。