フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

エナガの巣作り

2017-03-12 07:51:05 | Birds
自宅の近くでエナガが巣作りを始め、巣材(苔と蜘蛛の糸)を次々と木の股に運び込んでいた。
ここは標高1,250m。夜間にはまだ-10℃近くまで冷え込む日もあるのに、小鳥たちはたくましい。
まだ巣作りは始まったばかりで、土台を作っているところ。
巣はやがてお椀型になり、さらに縦長の卵型になって完成する。
たいへんな時間と労力を費やして立派な巣を作るのだが、エナガの巣は外敵に襲われやすく、繁殖が失敗することも多い。
巣の土台の上に何度も座り、抱卵の体勢をとっていた。
抱卵できるかどうか確かめているように見えた。
尾羽が上を向いて、窮屈な格好で抱卵するのだ。
雌雄が交代するところ。
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