フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

ヤマブシタケ

2019-10-20 17:29:49 | Mushrooms
この木では、3年連続してヤマブシタケの発生が確認できた。
認知症に効果があるため注目され、最近では栽培品も市販されている。
私は玉ねぎと混ぜてかき揚げにしたり、パスタの具材として利用する。
5cmほどのヤマブシタケの幼菌。
チャナメツムタケ
クリタケ
エノキタケ
ツバアブラシメジ
ハナイグチ
ムキタケ
オオワライタケ
イボテングタケ
ヒトヨタケの仲間
ハイイロシメジ?
ムラサキゴムタケ?
オニナラタケ
生きたヤエガワカンバの大木にオニナラタケが大量に発生していた。
ナラタケは、強力な木材腐食菌であり、倒木や枯木を分解して森の新陳代謝に役立つが、生木に寄生して枯らす病原菌でもある。
このヤエガワカンバもすぐに枯れてしまうだろう。
今年はオニナラタケが目立つのが気になる。

秋景色の赤い橋/ニホンジカの食害と台風による倒木

2019-10-20 17:26:21 | Scenery
川俣渓谷にかかる赤い橋
この付近は、ミズナラ、ブナ、シラカバ、ハンノキ、モミジ、カエデなど、多くの樹木が見られる。
台風で倒れたコシアブラの木。
この木はまだ生きていたが、ニホンジカにより樹皮がかじられていて、強風に耐えられず倒れてしまった。
このミズナラの木も同様。
八ヶ岳山麓の樹木は、ニホンジカによる食害が深刻になっている。
樹皮をかじられた樹木は、生物学的・物理的に弱くなり、木材腐朽菌などが寄生して枯れてしまったり、強風で倒れたりする。