フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

仔ギツネのきょうだい

2020-04-25 17:25:17 | Animals
静かなGWが始まった。10連休でにぎやかだった昨年とは好対照である。
清里周辺では、登山道、遊歩道、駐車場や観光施設などが閉鎖されている。
地元の人にとっても行動が制限されるのはつらいが、都会からウイルスを持ってくる人々を避けるためには仕方がない。
キツネの巣穴へ行ってみると、2頭の仔ギツネが外に出ていた。
仔ギツネのきょうだいはとても仲良し。
大人になると目つきが悪くなるが、無邪気な仔ギツネはかわいいね。
私の姿を見て、巣穴に戻りかけたが、まだ巣穴には戻りたくなさそう(外出自粛Stay homeは嫌みたい)。
(左側の木の根元に巣穴への出入り口がある。)
また巣穴から出てきちゃった。
この後、グイっと後ろに引っ張られて巣穴に連れ戻された。巣穴に親ギツネがいたようだ。
〇〇知事のような雌ギツネが「Stay homeしなさい!」と言っているのかも。
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巣穴調査:ニホンアナグマの巣穴に来るキツネとハクビシン

2020-04-25 17:15:37 | Animals
先週、キツネの巣穴から20メートルほど離れた場所に新しい巣穴が出現していた。
キツネが引っ越し用の巣穴を作ったのだろうかと思い、巣穴の正面にトレイルカメラを設置して調査した。

5泊6日の調査で、ニホンアナグマが8回、キツネが5回、ハクビシン(?)が2回撮影された。
サプライズのある調査になった。
ニホンアナグマは普通に巣穴を出入りしているので、この巣穴の主であることは間違いない。
4月上旬に調査したニホンアナグマの巣穴からは3km以上離れているので、別家族の巣穴だろう。
https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/1aaf33be40ea26ccba56c6a4395ec435
巣穴を覗くキツネ
巣穴に入ることはなかったが、5回も覗きに来ていた。そのうち3回は、ニホンアナグマが巣穴を出てから1時間以内に来ていた。
明らかにニホンアナグマでもキツネでもない。顔の正面が撮影された映像はなかったが、たぶんハクビシンだろう。
同じ夜に2回やってきて、1回はするすると巣穴に入っていった。

キツネとハクビシンは何をしに来たのだろう?
子育てシーズンは大量の餌が必要なので、ニホンアナグマの子供を狙っているのだろうか?
あるいは巣穴を横取りしようとしているのだろうか?

周囲の30メートルほどを調べると、巣穴が8個ほど確認できた。
典型的なニホンアナグマの巣穴(地下で連結した巣穴)と思われる。
その一部で、キツネが子育てをしている。

1月に調査したニホンアナグマの巣穴は、タヌキが覗きに来ていた。
ニホンアナグマの巣穴の周りはプチ動物園みたいだ。
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巣穴調査:キツネの子育て

2020-04-25 16:44:47 | Animals
キツネの巣穴の前にトレイルカメラを設置して撮影した。
親ギツネが餌(ネズミのように見える)をくわえて巣穴に戻ってきたところ。
2頭のちびっこは、巣穴の周りで元気に駆け回っている(動画をJPEGに変換したもの)。
仔ギツネのきょうだいは、いつも一緒に行動している。
ニホンアナグマが巣穴の前を通り過ぎるところ。
近くにニホンアナグマの巣穴があり、キツネの巣穴もニホンアナグマが作ったものと思われる。
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