フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

巣穴調査:ハクビシンが来る巣穴

2020-08-22 16:09:53 | Animals
今年調査する3カ所目の巣穴群。
東向きの斜面の10メートル程度の範囲に10個ほどの出入り口(穴)が確認できる。
巣穴を作ったのは、ニホンアナグマの可能性が高い。
最も山側(西側)の穴の前にトレイルカメラを設置して撮影した。
3泊4日の調査で、ハクビシンが1回、ニホンジカが1回撮影された。
ハクビシンは鼻筋が白いのが特徴(動画をJPEGに変換)。
農作物を荒らす害獣である。木登りが得意で、野鳥の巣を襲うこともある。
夜行性なので人目につかないが、八ヶ岳山麓には多くの個体が生息しているらしい。
ハクビシンが巣穴に入るところ。男の子?
1分ほど巣穴に入って、すぐに出てきた。
巣穴に出入りしたのは1回だけなので、ここに住み着いているかどうか分からない。
草を食べるニホンジカ。

今回の調査では、巣穴を作ったと思われるニホンアナグマは撮影されなかった。
周囲の穴をもう少し調査してみる。
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