フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

ジクホコリから発生した細胞性粘菌の子実体と変形菌

2024-09-14 16:45:30 | Slime molds
先週ジクホコリを撮影した場所に行ってみると、白く細長い糸状のものが大量に発生していた。
風に揺れてブレているが、これは細胞性粘菌(カビモドキ属?)の子実体らしい。
ウツボホコリの仲間(ウスベニウツボホコリ?)
未熟子実体は、オリーブ色~濃紫色~ベージュ色。成熟すると子嚢壁が裂けて細毛体が露出する。
小さなカタツムリ(数mm程度)とヤスデの仲間がご来店中。
変形菌レストランは千客万来。様々な小さなお客様が食べ物を求めてやってくる。
オムレツのようなキフシススホコリ
イオウモジホコリ(落ち葉から発生)
シロサカズキホコリ(落ち葉から発生)
サカズキホコリ(落ち葉から発生)
シロジクキモジホコリの腐ったやつ?
朽ち木の下面にヌカホコリ(エツキケホコリかも)の未熟子実体が密生していた。
ホソエノヌカホコリの成熟子実体
ケホコリの仲間? 成熟するにつれて白から茶色に変わるよう。
ヒョウタンケホコリ?
ウリホコリ?(生木から発生)
3週間前に撮影したもの。
定期的に観察していたが、今日になっても色がくすんだだけで子嚢壁は裂けていなかった。
雨に濡れて成熟できなかったのか、そもそも変形菌じゃないのか?
不明
不明