フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

キツネの巣穴調査

2020-04-18 17:14:25 | Animals
巣穴の横にトレイルカメラを設置して撮影を行った。
キツネ、タヌキ、アナグマの巣穴は外見で区別することができない(アナグマの掘った巣穴をキツネやタヌキが使うこともある)。
巣穴の主を知るには、出入りする動物を調べる必要がある。

5日間撮影したところ、キツネが6回、ニホンジカが2回撮影された。巣穴の主はキツネのようだ。
キツネは昼間に1回、夜間に5回撮影され、ニホンジカは2回とも昼間に撮影された。
巣穴の横を歩くキツネ(右側に巣穴がある)
巣穴の様子
ホンドギツネは、子育てのみに巣穴を利用するという。
少し離れた場所に、新しく作られたばかりの巣穴が出現していたので、引っ越しの準備中かもしれない。
あまり邪魔をしたくないが、子育て中かどうか確認するため、もう少し調査してみる。

この巣穴のほぼ真上でエナガが営巣中である。
巣穴の横を通るニホンジカ
この日(14日)は積雪があった。今年の4月は雪が多い。
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