城郭探訪

yamaziro

野々口城   近江国(大津・志賀)

2016年04月24日 | 山城

 

お城のデータ

所在地:大津市(旧滋賀郡志賀町)南比良町 map:http://yahoo.jp/IgPXri

区 分:山城

現 状:山林頂部

築城期:織豊期後期

築城者:野々口丹波守

遺 構:堀切・土塁・曲廓・一騎駆け

標 高:399.5m  比高差:122m(林道の駐車位置から)

目標地:百間堤・林道の上部鹿垣

訪城日:2016.4.23

お城の概要

 比良山系の堂満岳(1057m)が南東に張り出した東端の支峰上(399.5m付近)、通称ハナノオに位置し、北比良地先西近江路(国道161号)からは西方1.4kmに当たる。

『新註近江興地志』には、「《野々口丹波守屋敷遺跡》 北比良村上の街道より山の方一四丁にありと記すは当城を指すものであろう。

南比良峠への林道を百間堤を超え、300m程進むと右側にピンクのテープが揺れている。お城の入口です。の表示板と右進むと山麓に平坦地があり、《野々口丹波守屋敷遺跡》。

表示板の後ろから、左へ進むと城道は整備されいる。後はジクザクの城道を登れば頂部に野々口城が待っている。

頂部遺構は、登って来た道の反対側に虎口が設けてる。

 

お城の歴史

『新註近江興地志』には、「《野々口丹波守屋敷遺跡》 北比良村上の街道より山の方一四丁にあり」と記す。

津田 信正、江戸前期の尾張藩士の妻が「野々口丹波守」の娘・・・ウィキペディア

百間堤

鹿垣の手前の路上駐車、反対側が城への入り口(ここまでは車可)

《野々口丹波守屋敷遺跡》

城道をひたすら、頂部へ(ジグザグ道だが迷う事はない)

最初の遺構か?自然の地形を利用した中間の曲廓か?

一騎駆け(両側は切岸状約10m)

 

ここでⅤターンし上部廓へ

東へ下る・・・これが大手道かも?

Ⅴターン

主郭虎口を見上げる

頂部の主郭だか、城郭遺構?・・・違和感が(17:00だ、後日再訪して確認を使用)

      

主郭虎口から戻ることに

 一騎駆け

   

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、ウィキペディア

  本日の訪問ありがとうございす!!