大好き
な
イーサン・ホーク
が
これまた
大好き
な
JAZZトランペッター
で
あり
ヴォーカリスト
で
ある
チェット・ベイカー
を
体現した
この映画
は
一度は
映画館へ
観に行こう
と
勇んでいたものの
つい
行きそびれて
先延ばしに
なっていたのだけれど
JAZZ
が
似合う
そして
甘く刹那い
恋
が
似合う
この季節
に
改めて
観るコトが
出来て
ほんとうに
よかったなぁ
と
想いました
1950年代
偉大なる
黒人JAZZミュージシャン
が
主流の中
west coast JAZZ
の
先駆者
であり
白人プレイヤー
で
あった
チェット・ベイカー
は
独自
の
中性的
で
ナイーブ
な
甘い
世界観
を
引っ提げて
現れ
新たな
ジャンル
そして
時代
を
定義します
ただ
それには
麻薬との
共依存
が
前提で
いつも
カレ
の
セカイ
は
blue 〜憂鬱と自身喪失〜
に
苛まれていた
のでした
そんな中
運命的な出逢い
が
カレ
の
セカイ
の
スピード
を
弛め
体温
を
吹き込み
色彩
を
与えていく
かのように
想えたのですが・・
愛すら
超えられなかった
哀しい
結末
に
やるせない
キモチ
に
なってしまいました
ましてや
此れは
自伝的映画
だったんだ
と
想うと
行き場のない
虚無感
に
支配されそう
でした
シアワセ
の
絶頂
より
も
奈落の底
や
混沌とした
空気の中
で
生み出されるモノ
に
人々
が
芸術
や
光
を
見い出そう
と
惹き込まれ
共感する
のは
だれしも
拭えない
blue
を
持ち合わせている
から
なのかもしれません
こんなに
甘い
恋の歌
も
恋の始まり
に
聴く
か
恋の終わり
に
聴く
か
で
意味合い
が
ガラリと
変わるほど
ヒト
の
ココロ
なんて
不確か
で
不安定
なのかもしれません
ね
I've never been in love before
I've never been in love before
Now all at once it's you
It's you forevermore
I've never been in love before
I thought my heart was safe
I thought I knew the score
But this is wine
that's all too strange and strong
I'm full of foolish song
And out my song must pour
So please forgive this helpless haze I'm in
I've really never been in love before
今まで、恋なんてしたことがなかったのに
いつのまにか君がそばにいる
永遠に僕は君のそばに
今まで、恋なんてしたことがなかった
自分の心は大丈夫
しっかりしていると思っていた
でも、今
目の前にあるワイン
とても不思議な味で、強すぎる
恋の歌に満ち溢れ
恋する気持ちに溢れているからだよ
どうすることもできないこの気持ち
わかってくれるよね
本当に今まで恋なんてしたことがなかったんだ