朝から
用事を
終えた
帰り途
時折
無意識のうちに
ストンと
ココロの
ナビが
自動設定する
場所
が
在る
今朝も
強い
確信を
持って
導いてもらった
その先
は
ワタシ
の
パワースポット
八龍神社
御詣りさせて
いただくコト
が
もちろん
目的
なのだけれど
此処で
毎朝
掃き掃除
や
水換え
など
してくださっている
ご夫婦が
いらして
その方々と
挨拶を
交わす
という
密かな
たのしみ。
も
持ち合わせて
いつも
伺っている
今日は
休日なので
時間にも
ココロにも
余白がある
ので
そんな時だけしか
申し訳ないな
と
想いながら
声掛けをして
掃き掃除を
手伝わせてもらった
昨日
の
大雨
で
見事に
積もった
落ち葉たち
まだ
紅葉を待たずして
敷き詰められた
生の匂いが
むせ返る
カーペット
たくさん
の
葉形
色彩
の
グラデーション
眺めながら
お喋りしながら
サクッ
サクッ
と
響く
竹箒
の
音
ぎこちない
箒さばき
に
側から見たら
魔法は
うまく
使えそうにないけど
間違いなく
健康そうな
魔女に
見えるかな
なんて
想いながら
クスリと
笑った
掃いた分
だけ
綺麗
に
なって
やがて
顔を見せた
地表
に
ひとしく
ココロ
も
洗われた
また
明日には
新しい
緑のカーペット
が
敷き詰められるのだろうけれど
ご夫婦
は
迷うコトなく
明日も
また
此処から
一日を
始められるのだろうな
お二人から
は
どんな
魔法
よりも
セカイが
輝く術
を
教えてもらえた
気がした
誰のためでもなく
でも
誰かの幸せを願いながら
日々
決めたコト
信じたコト
を
続けているヒト
は
偉大
だ
ワタシ
も
いつか
そんなヒト
に
なれるかな
俯いた顔
を
上げて
振り返る
と
お社へと続く道
も
公園へ続く脇道
も
白く光って
見えた
分かれ道
岐れ道
別れ道
いままでも
これからも
幾度となく
立ち止まり
選んでいく道
どの道
に
せよ
精一杯
磨いてみよう
と
想う
せっかく
だから
愉しんで
歩いてみよう
そう
想う