本当のいい思い出はいつも生きて光る
時間がたつごとに切なく息づく
ー吉本 ばなな「キッチン」ー
いま
大切
に
しているモノ
は
きっと
ずっと
これからも
大切
に
したいモノ
それは
長い時間
を
かけて
巡り逢えたモノ
長い時間
を
かけて
辿り着いたモノ
長い時間
を
かけて
も
手離すモノ
も
あるけれど
長い時間
を
かけて
も
解り合えないモノ
も
あるけれど
余白
を
授けてくださって
有り難い
やら
一生分
の
関わり
を
もう
味わえて
大満足
と
やら
喪うモノ
にも
感謝
できるほど
に
歩く速さ
も
立ち止まる時間
も
それぞれ
なのに
引き合う
チカラ
が
惹き合う
タイミング
が
いまならば
そう
いまだから
知る由
も
在った
の
だ
と
歩いてみなきゃ
解らなかった
諦めていたら
気付けなかった
立ち止まらなきゃ
見渡せなかった
稀有
な
眺め
よ
稀有
な
ひととき
よ
稀有
な
存在
よ
抱きしめられる
も
受け容れられぬ
も
意思の元に
意志の下に
きっと
それは
