
不安
な
時
は
空
を
見上げる
クセ
が
いつしか
あの空
の
無限
とは
比べよう
の
ない
なんと
ちっぽけ
な
不安
此れ
如何に
なんの
これしき
と
やり過ごす
舞い上がり
駆け出しそう
な
時
は
足許
を
見つめる
地に足
は
ついているか
か弱き花
を
踏み躙って
は
いないか
シアワセ
は
奪い合うモノ
ではなく
自身
の
中
に
構築するモノ
なりけり
然り
と
立つモノ
故
の
現
桜
の
背景
には
青空
が
そして
時には
曇天
が
それは
際立たせるため
でも
引き摺り下ろすため
でも
なく
ただ
の
コントラスト
に
過ぎず
せめて
祈るのは
儚くも
短くも
逞しき
その
一生
を
咲き切らせて
は
貰えぬか
と
ただ
それだけ
永遠
を
願う
キモチ
と
一瞬
を
咲き切る
覚悟
を
併せ持つ
ヒト
は
コントラスト
の
中
を
泳ぐ
生き物
桜
の
妖艶さ
に
時に
自身
を
投影
しながら