させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ササニゴリ

2019-06-17 07:52:45 | 日々のこと


『私はとうとう
本当の事をさえ
嘘みたいに
語るようになってしまった。

ささ濁り。

けれども
君を欺かない。

底まで澄んでいなくても
私はきょうも
嘘みたいな
まことの話を

君に語ろう。』

〜太宰治「善蔵を思う」〜




水面



眺めている



とても

落ち着きます



雨上がり



流れが早くなったり

ささ濁りしていたり

少し

ココロ



さざめく

けれど



其処

には

生きる源



また

蓄えられている





して



チカラ



貰うのです




ヒト



たえず

流れ



沿っている




そんな





します



抗えば



吸い込まれそう



なり

もがき苦しい

けれど



一度

流れ



のれれば

きっと



呑み込まれるコト



なく



あたふた

無駄に

労力



使わず



済みそう

です








透明度

ばかり







取られていては



育むべきモノ



育まれぬ










太宰治



コトバ



借りる

ならば




『幸福感というものは
悲哀の川の底に沈んで
幽かに光っている
砂金のようなものではなかろうか。』

〜太宰治「斜陽」〜




でも

云うべき

なの

でしょう




さぁ




あと






掬う

だけ



そう




あと



救う

だけ




自身






自身

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