生まれたばかり
の
赤ちゃん
が
ギュッと
握りしめた
小さな
掌
には
希望
や
夢
の
欠片たち
が
包まれていて
この
眩しい
セカイ
で
生きられる
安堵感
と
幸福感
と
共に
その
掌
は
開き
其れら
は
零れ落ちて
美しい風
に
のり
セカイ
の
彼方此方
に
散らばり
身
を
潜める
と
いう
ヒト
は
一生
を
かけて
其れら
を
見つけ出す
旅
に
出る
時
に
諦めたり
時
に
忘れてしまったり
はたまた
想い掛けない
見つけモノ
を
して
本来
の
探しモノ
を
見出せないまま
閉じる場合
も
ある
でしょうが
其れ
は
其れ
で
納得
出来れば
シアワセ
なのかも
しれません
ようやく
見つけ
手に入れた
欠片たち
に
触れた途端
ココロ
が
あたたかくなったり
胸
締めつけらる
気
が
する
の
なら
其れ
は
きっと
あなた
が
生まれてきた時
に
握りしめていたモノ
かも
しれない
ずっと
ずっと
記憶
の
奏多
で
求め続けていたモノ
かもしれない
ずっと
本来
は
あなた
の
カラダ
の
一部
と
して
寄り添って
きた
モノ
かも
しれない
さぁ
触れてみて
出来るだけ
優しく
出来るだけ
自然
に
たった
其れだけで
ただ
其れだけで
きっと
解るから
生まれて来た
その
意味
まで
も