帰り途
に
見上げた
月
が
頼り無さ過ぎて
笑えた
自信
と
やる気まんまん
だった
自身
を
何処か
へ
一時預かり
してもらってる
いま
の
自身
と
重なって
笑えた
春なのに寒い。
とか
月なのに頼り無い。
とか
シアワセなのに空しい。
とか
述語
に
重き
を
置く
のは
主語
に
失礼
だと
感じながら
呟きながら
気付いた
春。
も
月。
も
シアワセ。
も
総合して
春。
だし
月。
だし
シアワセ。
なんだ
気に留めなきゃいけない
トコロ
と
気になるトコロ
は
たいてい
僅か
に
ズレている
あははは。
そう
笑った
先
で
月
も
目
を
細めて
一緒
に
笑って
くれていた
自信の無い自身
こそ
気に掛けてあげるべきだよ
と
ツキ
は
いつも
上
を
向くモノ
に
微笑み
俯向くモノ
の
足元
を
優しく
照らしてくれる
のだ
満ちていこう
が
欠けよう
が