こんにちは浦田関夫です

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攻めの農政

2007年08月05日 10時12分55秒 | Weblog
 最近「攻めの農政」という言葉をよく聞く。日本農産物が外国に輸出して外国の農業と競争できる日本の農業を目指すというものらしい。

 和牛や梨・米などを中国に輸出している報道を見ることがある。

 米が日本の価格の20倍で売れる中国の富裕層をターゲットにした販売をするというものであるが、はたして日本で生産する量の何パーセントになるのだろうか。

 日本の農産物を輸出するということは、逆に外国の農産物を受け入れるということを意味しています。

 今での工業製品の見返りに農産物輸入国になっているのに。極々少量の輸出のために多くの農家を犠牲にする「攻めの農政」はまさに「トロイの木馬」であります。

 大規模農業支援農政から、希望すれば誰でもが農業が続けられる農政こそ、「食糧主権の農政」ではないでしょうか。

 
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