こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

「長寿医療制度」?

2008年04月02日 06時55分40秒 | Weblog
 「後期高齢者医療制度」が4月1日からはじまった。
この制度があまりにも高齢者の尊厳を損なう制度だとして全国の地方議会の3分の1に当たる530の議会で、廃止・見直しの決議がされた。
さらに医師会などの反対し、桝添厚労相は「イメージを良くしよう」と名称を「長寿医療制度」に変更したいなどと語ったことが新聞に報道された。

 内容が変わらなければ、名称を変えただけでは何にもなりません。高齢者はその内容に怒っているのですから。

 「心身の特性にあった医療制度」とは、①どうせ治療しても良くならない②痴呆性が出る③避けて通れない死を迎える。と定めています。

 「どうせ死ぬのだから治療は適当に」というのがこの医療制度の本心です。
しかも保険料は介護保険料と同じく年金天引き。問答無用の徴収方法です。
医療のやり方も保険料の集め方も制度を運営する側に都合のいいようになっています。

 市の担当から見本の「保険証」をもらいましたが、ピンク色の名刺ほどの大きさで、小さい字で住所氏名などビッシリ書かれています。これだけでも高齢者を大切にしているとはおもえません。
 書いてある内容も「保険料を納めなかったら返納していただきます」というものです。

 国や地方にはお金がないのだからガマンしなければと思っておられる方も多いかと思いますが、本当にお金がないのではありません。
 ないのは、国民を思いやる心です。
消費税を導入したときも「高齢者社会のために」といっていましたが福祉が良くなったでしょうか。

 今年は衆院選挙の年といわれています。ガソリン暫定税率を下げさせたように自民公明政権に「NO」を突きつけ、日本共産党を大きくすれば安心して暮らせる社会に近づくことは間違いありません。

 日本共産党は企業献金をもらっていないから国民の立場で政治ができるのです。

 上着だけを変えるのではなく洋服を着る人(中身)を変えことが大事です。
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