唐津市損害賠償裁判が進んでいます。
市側の稲津弁護士から「デジタルとアナログとは違いがない」との書面が提出されたので、私が反論書を書きましたので紹介します。
唐津市税務課は、平成21年度の固定資産評価替え(3年に一度)に備えて487.45k㎡(佐賀県の20%にも及ぶ面積)で合併前まで9市町村が個々に実施してきた固定資産評価方法を統一させるために、平成17年3月28日第1回目の固定資産担当者会議を本所と支所の固定資産係を含めた庁内検討会を10回実施した。
そのの間、本庁と支所のシステム整備状況、評価方法の確認をおこないながら、業者からプレゼンテーション(5社)、デモンストレーション(4社)をお受けた。
その結果、デジタル撮影の方が画面が鮮明であるために、固定資産評価において、地目の判定及び画地認定作業がスムーズに行えるから事務の効率化が期待できること、さらには今後における経年変化の判読に役立つことから、デジタル撮影に決定したものです。
平成20年3月唐津市議会で、税務課長(杵島悟)氏は、浦田関夫議員の一般質問に次のように答えています。
「デジタル撮影を採用した理由といたしましては、まずうちの場合に多くの地番があるわけでございまして、その地目を認定する作業がすべてあるわけでございます。それと、土地の利用状況を見てみますと、宅地につきましては特例がございます。同じ筆数を3筆以上、2筆以上使った場合の土地の利用状況がどうなるかというのを見るためには、どうしても鮮明な画面が必要であるということを考えまして、デジタル撮影としたわけでございます」と答弁しています。
総務部長(世戸政明)も浦田関夫議員の一般質問でデジタルとアナログの違いについて問われ、次のように答弁しています。
「その方法が変わったことによる違いは必ず出てきます。そのために、設計額も違うわけでございまして、精度の違いと申しますのも、いろいろ詳しく見る場合にその陰影処理が困難でありますとか、一部にわからない部分については現地調査も入らなければならないと、…、違いは必ず出てきております。出てくると思います」と答弁しています。
この文章は、私たちの弁護士が精査して裁判所及び稲津弁護士へ送付されます。
なお、刑事裁判の「公判記録」の開示に被告側の弁護士が強く難色を示しています。この「公判記録」が開示されれば事件の概要がもっと広くわかってきます。
次回の公判は、9月初旬の予定です。
写真は、武雄市の「川古のクス」根回りは33㍍、樹齢3000年になるそうです。
市側の稲津弁護士から「デジタルとアナログとは違いがない」との書面が提出されたので、私が反論書を書きましたので紹介します。
唐津市税務課は、平成21年度の固定資産評価替え(3年に一度)に備えて487.45k㎡(佐賀県の20%にも及ぶ面積)で合併前まで9市町村が個々に実施してきた固定資産評価方法を統一させるために、平成17年3月28日第1回目の固定資産担当者会議を本所と支所の固定資産係を含めた庁内検討会を10回実施した。
そのの間、本庁と支所のシステム整備状況、評価方法の確認をおこないながら、業者からプレゼンテーション(5社)、デモンストレーション(4社)をお受けた。
その結果、デジタル撮影の方が画面が鮮明であるために、固定資産評価において、地目の判定及び画地認定作業がスムーズに行えるから事務の効率化が期待できること、さらには今後における経年変化の判読に役立つことから、デジタル撮影に決定したものです。
平成20年3月唐津市議会で、税務課長(杵島悟)氏は、浦田関夫議員の一般質問に次のように答えています。
「デジタル撮影を採用した理由といたしましては、まずうちの場合に多くの地番があるわけでございまして、その地目を認定する作業がすべてあるわけでございます。それと、土地の利用状況を見てみますと、宅地につきましては特例がございます。同じ筆数を3筆以上、2筆以上使った場合の土地の利用状況がどうなるかというのを見るためには、どうしても鮮明な画面が必要であるということを考えまして、デジタル撮影としたわけでございます」と答弁しています。
総務部長(世戸政明)も浦田関夫議員の一般質問でデジタルとアナログの違いについて問われ、次のように答弁しています。
「その方法が変わったことによる違いは必ず出てきます。そのために、設計額も違うわけでございまして、精度の違いと申しますのも、いろいろ詳しく見る場合にその陰影処理が困難でありますとか、一部にわからない部分については現地調査も入らなければならないと、…、違いは必ず出てきております。出てくると思います」と答弁しています。
この文章は、私たちの弁護士が精査して裁判所及び稲津弁護士へ送付されます。
なお、刑事裁判の「公判記録」の開示に被告側の弁護士が強く難色を示しています。この「公判記録」が開示されれば事件の概要がもっと広くわかってきます。
次回の公判は、9月初旬の予定です。
写真は、武雄市の「川古のクス」根回りは33㍍、樹齢3000年になるそうです。