伊藤鹿児島県知事は、川内原発再稼働に同意しました。
福島原発の大事故からの教訓も十分でないまま「企業の儲けのための再稼働」と取られても仕方がありません。
新聞は「九電、収益改善へ一歩」と述べています。
原発は、一度事故を起こせば取り返しがつかない事態になることを福島原発事故は示しました。
今でも、13万人の方が故郷へ帰れずにいます。
田中原子力規制委員長は、「安全だとは申し上げられない」と述べているのに、伊藤知事や安倍首相は「世界最高水準の安全性」と評価、再稼働へまっしぐらです。
そんなことを言っているから「住民避難計画」は、おなざりになってしまうのです。
住民説明会でも「なぜ規制基準審査に住民避難計画を入れないのだ」と指摘されたのです。
住民不在の「企業の儲け」優先の再稼働にしか見えません。
写真は、今日の佐賀新聞です。
30キロ圏内の蚊帳の中に、住民が怒っています。
その中心に安倍首相と鹿児島県、薩摩川内市が握手して再稼働を決めました。
その一方で、住民は蚊帳の中にいながら「蚊帳の外」になっています。