ロシア軍によるウクライナ侵攻で、多くの犠牲者や避難民がでて、世界からロシアへの避難が広がっています。
しかし、昨日の新聞に、ロシアでプーチン大統領の支持率が上昇していることが報じられていました。
少し気になったので調べてみたら、ロシアのリベラル系の新聞が「活動停止」になったとの記事を見つけました。
その新聞は、「ノーバヤ・ガゼータ」といって、編集長はノーベル平和賞を受賞したムラトフ氏です。
ロシアでは、ウクライナ情勢の論評に「侵攻」とか「戦争」の言葉を使うことが禁止されており、当局から二度の「警告」を受け、「特別軍事作戦終了まで」インターネットも含めて停止するというものです。
つまり、「言論統制」がなされているのです。
日本でも戦前、戦争遂行するために「大本営発表」という為政者の都合の良い情報だけが流され、異論を挟む言論や行動は厳しく統制されました。
そして今、同じようなことが、日本でも行われていることをご存じでしょうか。
28日、北海道警の行為を厳しく断じる判決が札幌地裁で言い渡されました。
2019年の参院選の際、街頭演説中の安倍首相(当時)を批判したとして、男女2人を制止し、その場から排除した北海道警の行為は、移動の自由や名誉権、プライバシー権を侵害したというものです。
それだけでなく、表現の自由を定めた憲法にも反すると断じました。
表現の自由は、重要な問題です。
表現の自由があってこそ「民主主義」と「平和」が守られます。
戦前の反省を踏まえて定められた「憲法」を、世界にも、日本にも通じるものにしたいものです。
写真は、100年桜(二タ子)です。
近所の方が、Gゴルフを楽しんでおられました。