こんにちは浦田関夫です

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単独入札は「新手の談合?」

2008年06月20日 09時29分52秒 | Weblog
 旧唐津銀行の保存活用のために約6億円の予算をかけて衣替えする契約議案が提案されています。
 これが不思議なもので、大手ゼネコン相次いで辞退したために1社しか参加しない「競争入札」をおこない、「清水建設・唐津土建工業共同企業体」が予定価格の97.6%で決定させたのです。
 こんなに仕事が少ない時に「応募者がない」というのは信じられません。
 6月議会に出された同じ建設工事契約では、入野小学校改築工事、佐志小学校改築工事、緑山住宅改築工事は、いずれも地元の企業体が落札しましたが、参加業のほとんどが予定価格の85%(最低価格)で応札して「くじ引き」で落札業者を決めました。
 これまでの「談合」は、指名された業者に「しきり役」がいていましたが、「応募しない」方法での落札は「新ての談合」との見方もあります。

 地元の業者は最低価格の85%で応札なのに、スーパーゼネコンは予定価格の97.6%と高率の落札をみても「競争原理が働いていない」
 1%下がれば600万円。10%下がれば6000万円安くなります。
財政が厳しいという時期だからこそ慎重にすれべきだったのではないでしょうか。 
 地方財政では「少ない経費で最大の効果」を求めています。このことから「透明性」が求められる入札に「競争原理」が働かない入札はどうゆうことなのでしょうか。
 財務規則では入札には「3社以上」となっていますが、「市長が特に認める時はこの限りではない」と定めています。この規定を適用したものでしょうが、それでも「1社では競争入札とは言えない」のではないでしょうか。

 昨年暮れに札に絡む汚職事件があったばかりなのいに市長は「黙認」していたのでしょうか。

 
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