また一つ「えん罪」が晴れました。
1966年6月に当時の清水市にある味噌製造会社の専務宅で一家4人が殺害された強盗殺人放火事件、いわゆる袴田事件の再審公判で昨日に静岡地裁が袴田巖さん(88)に対して無罪を言い渡すとともに、捜査機関による証拠ねつ造を認定したものです。
警察は、当初から、味噌工場の従業員であり元プロボクサーであった袴田巌氏を犯人であると決めつけて捜査を進めた上、袴田氏を逮捕しました。
袴田氏は、当初否認をしていましたが、警察や検察からの連日連夜の厳しい取調べにより、勾留期間の満了する直前に自白しましたが、その後公判において否認しました。
まだ、無罪が確定したわけではありません。
検察庁が控訴すれば、裁判がはじまります。
検察庁が控訴しないことを願うばかりです。
写真は、都市整備分科会での視察の様子です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます