こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

論戦から逃げる野田内閣

2011年09月15日 06時18分59秒 | Weblog


 野田新政権が発足して初めての国会がはじまりました。
しかし、その国会が4日間と短すぎます。

新しい国のリーダーが誕生したのですから、所信表明演説を受けた代表質問だけではなく、予算委員会を開いて、一問一答で国政の基本問題についての内閣の基本姿勢を明らかにすることが当然ではないでしょうか。
 次の国会は予算国会は12月中旬にはじまります。
たった4日間では、論戦をやる自信がない、論戦を逃げているというほかありません。

 与野党国対委員長会談で、平野博文民主党国対委員長は、「いまの内閣は不完全で、十分な答弁ができない」といったそうです。
 これでは、野田新体制は当事者能力を欠いているということを自ら認めるにひとしい発言です。

国民の痛みへの無感覚が相次ぐ失言も相次いでいます。

 鉢呂前経済産業大臣は、「放射能や死の町」発言で辞任となりました。
玄葉光一郎外務大臣が、米軍普天間基地についての発言も、いま沖縄で大きな怒りを呼んでいます。
「踏まれても蹴られても誠心誠意沖縄に向き合っていく」こういう発言です。
いったい踏みつけにしているのは誰なのか、日米両政府ではないかという怒りが沖縄から広がっていることも当然であります。

 民主党は、一番苦しんでいる人たちの気持ちがわかっていません。(自民党政権と同じ)
原発災害でたいへんな苦しみを受けている福島県民の気持ちや基地の重圧で長年苦しめられてきた沖縄県民の気持ちを、国民の痛みや苦しみに無感覚なことが象徴的に表れたのがこれらの発言です。

 
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