何の変哲もない工事現場であるが、これから建てられるであろう建物の、この土壌こそ、小生が40数年間勤めた会社の跡地である。
先週の土曜日、春のお彼岸に行けなかった墓参りに出向いたが、その帰路に立ち寄ってみたもの。
会社は、数年前 既に福島県に移転し、空き地となっていたのだが、まさか、こんな大鰍ゥりな工事をしていようとは思いもよらなかった。
長い期間通い、一日に10数時間その場で過ごしたせいか、何か郷愁を感じてしまい、こちらに出鰍ッた際はつい寄ってしまうもの。
掲げられた案内には、仮称名と断り書きされていたが、「大田区大森南4丁目工場アパート新築工事」としており、地上5階建で、昨年の7月から着手、20年3月の完成とか。
この近辺では頑丈すぎるほどの立派な工場であったという、そんな存在も月日の経過とともに消えて往くのも自然の成合か・・・何とも寂しい・・・